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小学生のうちに意識しておきたいこと【算数編】

算数90点の子が次にめざすべきものはなんでしょう?悪くない点数ですが、めちゃくちゃいい!という感じも、多分していないのではないでしょうか?きっと、「あと一つ」とか「計算があってれば・・・」なんてことを毎度繰り返してたりしませんか?目指すは当然100点です。その手前、95点、つまり1つ間違いは大きな壁ですよね。

 

 

確かに小学生の算数で90点。素晴らしい成果です。けれども「よくできている」で終わらせてはいけません。なぜなら算数は、ただの計算力を測る科目ではなく、「将来数学へとつながる思考力」を問う教科だからです。90点を取れる子は、もう次のステージを意識してほしいものです。100点、毎回とりたいですよね。

 

 

ちょっと意識の転換を。「丁寧に書くだけでは限界がある」

 

 

小学校の算数では「途中式を丁寧に書きなさい」と指導されます。確かに基本段階では必要です。特に計算ミスがあるとき「丁寧にしっかり!」と声をかけがちです。

 

 

しかし問題が複雑になり、時間との戦いが始まる中学・高校では、そのやり方だけでは立ち行かなくなります。途中式をすべて書けば書くほど、計算ミスが増えることも多い。

 

 

本当に強い子は、「書くべきところは書き、頭で処理できるところは処理する」というバランスを持っています。つまり「省略の技術」です。90点を満点に近づけたいなら、この切り替えを今から練習しなければなりません。でも、暗算を練習しましょうという意味ではありません。もちろんできたほうがいいし、暗算力を鍛えることはしていきたいですが、大切な事は「どの範囲なら暗算でできて、どこからは書いた方がいいのか」という自分なりのラインを分かって使いこなせることです。

 

 

そして、もう一つ大きな分岐点は「図を描けるかどうか」です。

 

 

算数から数学へ進むときの決定的な壁が「図を描けるかどうか」です。速さ・割合・立体図形……頭の中だけで処理しているとすぐに迷子になります。逆に、図を描いて視覚化できる子は、問題の本質をすぐに見抜ける。

 

 

「図なんて時間がかかるから描かない」という子は、中学校で90点止まりで終わるパターンが多いです。「この図を描くときはこの方程式」というパターンが数学ではよくあるのですが、これは普段から描いている子しかわかりません。図を描く練習はおもったよりはるかに大切なんです。

 

 

おうちでできることをいくつか。

 

・計算ドリルをやったら「どうやって考えたの?」と聞いてみる
・同じ問題を「別の方法でも解ける?」と投げかけてみる
・図を描いて解いた答案を「いい工夫だね」と褒めてあげる

 

これだけで十分です。親が与えるのは「補助線」であって、解き方そのものではありません。子どもに考えさせ、説明させ、選択肢を増やす手助けをしてください。(とはいえ、難しいですけどね。そのための「必勝パターン」を塾でやっているわけです。)

 

 

算数90点はゴールではなく、スタートラインです。ここから「数学的な考え方」を意識できるかどうかで、将来の大学入試が変わります。国公立大を目指す子にとって、数学は決して避けて通れない最重要科目。小学生の今から正しい方向で磨いておけば、大きなアドバンテージになります。

開智塾では、この「算数95点の壁」をどう越えるかに徹底して取り組んでいます。もし「うちの子もさらに一段上へ」と思われたら、ぜひご相談ください。家庭での努力に塾での指導が重なると、子どもは想像以上に伸びていきます。

 

 

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ちなみに、この「小学生の内に意識しておきたいこと【国語編・算数編】」は、書いた文章をところどころchatgptで整えてもらいました。そう思ってみると、やっぱりちょっと不自然ですよね。違和感を感じられた方、鋭いです。あ、でも内容そのものはこちらで作っていますのでご安心(?)ください。

 

 

 

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