間違えたところを直すとき
2025年08月22日
たとえば英語で、aが抜けていたとしましょう。
これを、↓こう直す子って結構いますよね。
間違えた文章はそのままで、抜けていたところだけスキマに差し込んで終わりにするという。
確かに○にはなるんですが、これではせっかくの間違いを十分に生かしきれません。
たとえて言うなら、コンビニで新しくバイトするようになった外国人の方に
店長「いらっしゃいませ」
新バイト「イラッシャイマス」
店長「スじゃなくてセね」
新バイト「セ」
みたいなことです。そこはちゃんと「イラッシャイマセ」って全部言い直してもらわないと、多分言えるようにならないってのは分かっていただけると思います。
テキストの直しも同じです。特に英語や国語、社会など文系科目でありがちですよね。
どうせ直すなら、ただ○にするだけじゃなく、正しい形を身につけた方がいいに決まってます。
なにも気にせず「a」を差し込むだけで終わらせたことにするのか、一手間かけて1文きちんと頭から正しい文章を清書するのか。軽視されがちですが(面倒だし)、これを本当にきちんとやり続けると高校卒業までにおそらくとんでもない大きな差がつきます。
ちょっとしたことですがぜひ意識してみてください。

