暗記科目は今やる!!
2025年12月17日
テストが終わって、ほっと一息。
・・・している場合じゃない、当然です。
前回のテストの失敗、原因はなんだった?
これ、誰に宛ててというわけではないけど、「失敗」と思った人のほぼ全てに同じ事が当てはまるはずです。
理社は、今やるべきです。これに尽きる。
今日習ったことを今日復習しておく。それがいかに大切か。
テスト前に慌てて結局大変な目に遭っている子は、中学生も高校生も同じです。テスト前に慌てて社会や理科をやろうとしている子たち。そろそろ学習しましょう。テスト直前では間に合わないんです。
普段から理社をやっておくことで、テストがどれだけ楽になるか。
英数は何だかんだで直前までやることが湧き出てきます。もちろん理社もそうなんですが、「直前に湧き出たもの」をやるために必要なコスト=時間が、英数と理社では段違いなんです。
理社は普段からやっておけば、直前に湧き出てきた物を直前にやってもそれほど大変じゃありません。
でも英数は、直前に単元が少し進むだけで基礎から応用までやる事が一気に増えます。
理社をある程度やってあるだけで、テスト直前にやらなければいけないことが一気に減ります。それが点数をキチンと取れている子と、綱渡りになってしまう子の差です。
そして、テストの点数は勉強時間に比例します。特に開智塾に来てくれている上位層の子はそれが顕著です。
やっている子の勉強時間は膨大な量です。そしてそれはテスト前に積み上がった物ではなく、特にテスト直後の期間の差が大きいんです。
遊ぶ子は今この時期に遊んでいます。そしてまた次のテストで後悔します。
でも、たいてい勉強しない子は勉強しない子同士でいつも一緒にいるので、それが当たり前になっていきます。「周りのみんなも遊んでるし、まぁいいか」って。
ここで悲しいお知らせです。
例えば関高校。現在の高校1年生の学年中央値は、全国平均やや上くらいしかありません。これは事実です。
ということは、関高で「みんなと同じ」真ん中だと、国公立は不可能です。
これまでのデータと比較して「関高で何番だったらどこに行ける」的な発想が通用しません。
ここで朗報。
今、その生活を変えれば成績はここから1年でぐんぐん上げていけます。まだまだ本格的なスタートを切った子は少ないからです。それは自分の意識を変える・・・ほどの大げさな話ではありません。塾に来て勉強する、その生活スタイルに変えるだけです。
あと分からんことはとにかく聞きましょう。聞きづらいとか言ってる場合じゃないです。分からんことを聞くのは誰だって勇気がいるものです。・・・といいたいところですが、本当は勇気なんていりません。本当に欲しいものの前に勇気がどうとか、関係ありません。成績を上げるために勇気?いらんいらん、上げるために手段を選ばない子が上がっていくんです。
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具体的に、距離を置いた方がいい子の特徴を書いておきます。
・テスト前しか自習室に来ない子。
・何かにつけて遊びに誘ってくる子。
・部活のあとダラダラ遊んで7時になる子。
・DMを頻繁に送ってくる子。
・遊んでいる子とつるんでいる子。
みなさんがそれぞれに自分の周りの子を考えて見てください。↑の内容に当てはまる子がいたら、少なくとも勉強に関して言えば一緒にいてマイナスにしかなりません。
人は、同質の人間同士で集団を作ります。そして集団は大きく二つの種類があります。
・自ら駆け上がっていくタイプの子の集団
・他人の足を引っ張るタイプの子の集団
この違い、分かりますか?
上がっていく子は自ら駆け上がっていきます。自然とそういう子たちで切磋琢磨します。大学に入っても連絡を取り合ったりして、長く人生において友達であり続けるでしょう。
下がっていく子は、自ら下がるだけではなく他人の足を引っ張ります。不安だからです。
足を引っ張る負の力は非常に強力です。とんでもない引力で、刹那的な快楽を提供してくれます。そしてそれは一見友情や善意の顔をしています。でもそれは友情ではありません。大学にちりぢりになって別れたっきり、友達(だと思っていた)関係は終了します。もっともっと負の力にそれぞれが引きずり込まれていきます。
過去、卒業していった子たちのその後を聞く機会があり、そんなことを思いました。
できれば塾で出会った仲間との友情が永遠に続いてくれるといいなと思います。

