さっそく反応してくれた中1くん/暗記の勉強で大切なのはタイミング
2024年05月22日
近年あまりなかったのですが、昨日那加桜丘校の中1向けに暗記テストがらみで壮大な説教をかましました。
英語の暗記テストに落ちても平気でヘラヘラしているとか、そんなあたりです。
こういう話で時間を使いたくないのですが、しかし必要でもあります。話す以上は中途半端にならないようしっかり思いを全て伝えるようにしているつもりです。
今日、早速反応がありました。
次の暗記テストに向けて自分から「プレテストをやりたいんでみてください」と申告してきて、実際2回かな、やってほぼ合格手前まで持っていったということです(現場におらず夜ミーティングでの報告がありました)。
次の暗記テストは火曜日なんですから、この1週間は気が楽でしょうね。そして、覚えたことを使って宿題が出来るし学校のワークも出来る。覚えたことはより強固な使える記憶となり、テスト直前はきっと「不安なところを最終見直し」だけで合格出来るでしょう。
こんなうれしいことはないです。塾なんて本来来たくて来てるわけじゃないだろうに、自分のプラスになるよう行動を変えてくれているんです。こういうことを素直に実行できるってホントにすごいことだと思います。大人だって頭では分かっていてもなかなか実行できないことってあるんですが、子どものうちからすぐ受け入れて改善に持っていける。この力を持っている子って先々楽しみですよね。
これからの成長が楽しみです!
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暗記テストですが、苦労している人もきっといるとおもいます。
暗記はまず最初にやってください。授業で暗記プリントが出たら、その日・翌日で8割方終わらせてください。
その知識を使って宿題やワークをやるんです。
そうすると覚えたことを使ってより得点力がアップします。もちろん宿題もすらすら進められます。
そして暗記の大半を終えているので一週間気が楽だし、直前にやる事は分かっているし、もちろん合格できるし、いいことだらけです。
「うちの子暗記テストいつも追試になっているわ」という方、暗記テストの勉強のタイミングが間違っていることがほとんどです。
いつも落ちる子はほとんどが「直前にやろうとして出来ない」パターンです。良くてもせいぜい前日とか。
でもそうじゃないんです。最初に覚えて、それを使って宿題をやったり問題を解くんです。
数学や理科でたとえると分かりやすいんですが、問題を解いた後に公式を覚えるようなもんです。逆ですよね。公式を理解して(これは塾の授業中にやってます)、覚えて、それを使って問題を解く。当たり前のことです。
これがなぜか英語や社会などの暗記になると逆になってしまう子がいます。もったいない。
とにかくまずは最初に2日で暗記の大半を終わらせるという生活スタイルに変えてみてください。本当に世界が変わりますよ。勉強が出来る子が見ている景色が見られます。