国立の2次試験が終わりました
2020年02月26日
(2/27追記)
文章の前後が入れ替わりますが、やはりいい話は最初に持っていこう!ということで。
関高校自然科学部霊長類研究班、最優秀文章の前後が入れ替わりますが、やはりいい話は最初に持っていこう!ということで。
関高校自然科学部霊長類研究班、最優秀中高生ポスター発表賞受賞!
(ポスター発表とは、ポスター形式にして研究発表を行うことです)
こう言う活動って、未来の科学者を作る・・・と思っていましたが、そうじゃないですね。科学者としての一歩を踏み出しているんですね。別に理系でも文系でも霊長類でも昆虫類でもいいんです。大学という研究教育機関と接して、研究発表というプロセスを高校生の内に体験しておくことこそがとても大切なんです。
そりゃAO入試でとりたくなるよな、って思います。これから進学校の部活の主流はこう言う方面になっていくのではないでしょうか。有名私立などは着実に成果を上げています。
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今年、来年と大学入試では混乱が続きますが、まずは平常心で受験できたでしょうか・・・。
通常、国公立大学を受験するには2回筆記試験を受ける必要があります。
1つめ 大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)
2つめ 2次試験
この二つの点数を総合して合格が決まります。まぁ複雑ですよね。
近年、これに加えて国公立大学でもAO入試が広がってきました。
定員の2~3割近くをAO入試が占めています。
AO入試とは、各大学の「こんな学生に来て欲しい」という目標に合わせ、学生を筆記試験のみではない形で選抜する形式です。
センター試験の点数も必要であることが多いですが、面接があったり小論文があったり、各大学で独自の取り組みを行っています。
国公立のAO入試ですが、数年前から東大や京大も取り入れるようになってさらに加速しました。そして、ある程度の傾向が見えてきました。
どこの大学でもそうですが、高校時代の独自の取り組みが評価されるということです。
割と上位の進学校には多い「自然科学部」みたいな、かつては日の当たらない部活の代表(大変失礼)だったのが今や入試で評価されます。ただ、所属するだけでは当然ダメです。高校入試の生徒会役員やってましたみたいなはなしではなく、「なにを研究しどう活動し、自分はどんな役割を果たして成果としてなにを発表して表彰されたか」みたいな、要するに「主体的に行動して高度な成果を出す」と言うことが求められています。強い運動部・・・とまでは言いませんが、割としっかりとした活動が必要です。
開智塾がみている範囲では、恐らく岐阜高校と関高校が強いと思われます。