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名大に行くにはどれだけ勉強が必要か、小学校のうちになにをするか

高校に入ってから、平日毎日4~5時間、土日は倍。これは何度も言っています。

 

 

冗談とか脅しだと思っている高校生が多いので言っておきますが、本気です。高校に入って数ヶ月経つと、自分とトップ層との学力差がとんでもない事に気づきますよね。恐らく、学年順位が3桁台の人はおろか、50番辺りにいる人も1桁順位に入れる気がしないくらい差がついているのではないでしょうか。

 

 

高校に入ったときにはそんなに差がなかったのに、なぜ?というのが今日の本題です。

 

 

 

結論を言いますと、高校に入った時点でもうとんでもない差がついているんです。(追いつくのが不可能とは言っていません)

 

 

 

高校入試は500点満点ですよね。岐阜高校だとトップの子は恐らく500点満点近く取ってるでしょう。一方で中央値は恐らく460~470位じゃないでしょうか。最下位がどれくらいか分かりませんが、それでも440くらいは欲しいところです。

 

 

 

この差ってそんなに大きく見えないじゃないですか。460点と480点って20点しか差がない。でもこれは「500点満点のテストだから差がつかない」だけなんです。恐らく、もっと色々な問題を混ぜて1000点満点とかにしたらすごく大きな差がつくでしょう。トップ層は、学校でやらないこともやってきています。

 

 

 

高校に入ると(科目数にもよりますが)期末テストの合計点数が800点とか900点満点になります。そこで一気に差が顕在化します。いきなり800点満点で200点とか300点の差がつきます。高校入試で目に見えなかった差が出てしまった状態です。

 

 

 

そこですぐに自分の勉強不足に気づいて、最初に書いたように「1日4~5時間、土日は倍」の勉強時間をマジで3年間続けて行けば名大以上にいけます。岐阜高校の子たちがたくさん名大以上や国立医学部に進学できるのは、それくらいの勉強をマジでやってるからです。(通ってるときは知らんかったけど笑)

 

 

 

といっても、ほとんどの人は急にやれと言われてもできません。身体がそれに慣れてないんですね。

 

 

 

中学校の時、3年間毎日3時間、土日は倍。これが高校で上記を達成出来る条件みたいになってきます。高校がマラソンなら、中学校はハーフマラソンです。

 

 

 

じゃあ、ってことで中学校から急に毎日3時間やれといわれても、やはりたいていの子が出来ません。従って、小学校の勉強習慣がとても重要になってくるのです。

 

 

 

まず小学校の6年生1年間は、1日2時間は勉強出来る状態にしておきましょう。無理なく勉強時間を増やすには、小学校の間は1年かかって30分から1時間です。つまり、6年生の1年間を毎日2時間、土日は倍で走るためには、小5の段階で90分くらいの勉強時間をきちんと毎日積み立てて欲しいのです。

 

 

 

中学校に入って、勉強時間にムラがある子や、テスト前に短期でガーッとやって点を取れる子がいます。頭がいいとも言えますが、500点満点のテストだから取れるだけです。高校に入ったら明らかな差になります。一方で名大以上に行くレベルの子はほとんどそう言う勉強の仕方はしていません。毎日きちんとやるべき事をコツコツやっています。日常に勉強の時間がきちんと組みこまれています。毎日のなすべき事に勉強時間がきちんと組みこまれているのです。

 

 

 

もしお子さんが今小学生なら、4年生で毎日60分、5年生で90分、6年生で2時間を勉強時間の目安にしてください。休んでは駄目です。土日は倍です。

 

 

中学生なら、毎日3時間はやるようにしてください。同じく土日は倍です。

 

 

 

やるべき事は単純です。小学生ならカドケド+教科書ワーク(書店で売ってます)、学校のワーク、塾の宿題などを毎日習ったその日のうちにやる。宿題も出たらすぐやる。分からない所は分かるまで聞く。

 

 

高校生はもう後がないのですぐに毎日5時間やってください。出来ないなら志望校を下げるしかありません。残念ながら。それくらい、差は大きいんです。

 

 

 

さらに、小学生は学校のテスト(習ったらすぐやる単元テスト=カラーテストなんて言ったりもしますが)だけではダメです。中学校は中間・期末テストや実力テストといった、「3ヶ月~6ヶ月スパン」のテストがあります。小学校の内から慣れておきましょう。(ので、開智塾には全国模試があります)

 

 

そして1週間でなにをするか(開智塾では毎週暗記テストがあるよね)、全国模試もあるよね、そういう期間の異なるテストに向けて普段から意識して計画を立てておくことが大切です。急にやっても間に合わないですから。

 

 

小学生・中学生のみなさんは、塾の全国模試で7~8割を目安にしてください。決して平均点が高いテストではありませんが、点数を伸ばしている子もたくさんいます。偏差値が上がっている子もいます。

 

 

 

家で勉強出来ない子(がほとんどと思います)は、塾の自習室に来ましょう。毎日やるべき事をきちんと決めて、やって、帰る。めちゃくちゃ大切なことです。あと分からない所を分かるまで聞く事ね。ただ勉強時間だけ長い子はこれが出来ていませんので、申し訳ないですがどれだけやっても成績は伸びません。できる事をただ繰り返しているだけだから伸びるわけがないのです。本気で上げたかったら行動を変えなきゃダメです。

 

 

そうそう、あと、本を読む時間を毎日30分は取ってください。勉強時間の前に、義務として取ってください。本はハリーポッターやラノベ、漫画ではダメです。ラノベがなにか分からない人はこちらを見ていただくとわかり易いです。「転生」とか、「もし○○が○○だったら」とか「○○した件」みたいなタイトルはたいていラノベです。ラノベや漫画が悪いのではなく、勉強になるかならないかの話をしていますので誤解のなきよう。勉強のための読書の時間をわざわざ割いているのですから、勉強になる本を読みましょう。近年、強制しないといけないレベルで語彙力が低下しています。小中学生なら、国語の勉強の代わりに読書の時間を取ってもいいくらいです。ただし毎日ですよ。

 

おすすめはこちら↓

新潮文庫の100冊 2022 (100satsu.com)

 

 

 

 

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ここに気づいた方、ありがとうございます。

 

これ、大事な事ですがおおっぴらに言うと角が立ちますのでここに書いておきます。

 

子どもたちは、思った以上に今の学校の雰囲気に飲まれています。というのも、昔と違って学校には「全く勉強しない子」がたくさんいます。youtubeやスマホゲームを1日3時間も4時間もやり続けている子がたくさんいます。中学校に至っては宿題は0です。授業中、話を聞いていなくてもなにも言われません。学力格差はみなさんが思っている以上に開いています。学校の先生はもちろんなにも言いませんし、進路指導もしません。300点しかなくても「岐阜高校受ける」と言ったら「頑張って」で終わりです。

 

 

 

そこへ持ってきて、(地域にもよりますが)部活もなくなりテストも減り・・・となっていますので、ますます学校は勉強する場所ではなくなっています。

 

 

 

お友達関係にも気を配ってください。昭和のノリで「まだ小学生だから・・・」と言っている人は、恐らくかなりの確率で中学校以降に「勉強をさせる」ことそれだけで大変な苦労をします。もしあなたのお子さんが、そういう子と一緒に遊んでいるとしたら、悪い影響を受けている可能性が大です。開智塾が小学校の内からできるだけ無理なく、しかしそれなりに負荷を掛けているのは、苦しめるためではなく後で苦しまなくていいようにするためです。