関校中1に雷を落としました
2023年06月14日
ままま、言うほど雷というわけでもないんですが。3人の子が対象です。
まだ期末テスト前なので他の学年と比べて全然自覚が足りないのは分かっているんですが、何度も「追試です~ヘラヘラ」「提出忘れてました~ヘラヘラ」が続けばそりゃ怒られますよ。テスト1週間前なので、ちょうど狙っていたタイミングです。まだ1週間あるので今からいろいろやれますしね。
たしかに、英語の暗記テストの追試などは減ってきました。努力してちゃんと合格するところまで慣れた子もいます。一方で、「間違いは減ったけど合格まではいつまでも届かないまま」という子も何人かいます。
塾は、おとうさんおかあさんが一生懸命働いて稼いでくれたお金で行かせてもらっているところです。そして仕事のあと疲れているのに送り迎えしてもらっているところです。
塾によっては、いかにも子どもに勉強させているふりをしてテキストの答えもあげちゃって丸写し黙認しているとか、そもそも宿題なんてやってなくとも何にも言わないとか、そんなのはいくらでもあります。だから、「やっている振りだけして親を安心させて、塾でも怒られることもなく放置されて楽しくて、塾もお金が儲かってwin-win-winがいいならそっち行け。大手の塾なんて全部それだから」「でも俺はそんなことをするつもりはないから嫌なら今すぐ辞めてもらって構わない」とはっきり言いました。
僕らの仕事は、授業ではなく点数を上げる事です。授業は単なる1つの側面に過ぎません。自分でキチンと解かせて、分からない所を出来るようにさせ、舐めてれば怒り、課題を提出させ、暗記テストを追試まで追っかけて・・・ってことを全員にやるよう毎日努力しています。
そして、子どもたちも、本心ではおとうさんおかあさんを喜ばせたいんですよね。点数を取って喜んでもらいたいって思ってるんです。ただ、そのために必要な努力をすることからちょっと逃げてしまっている。そんなことは分かってるんです。
常々言っているんですが、「世の中やりたい事とやらなきゃいけない事で出来ている」と思います。やりたい事をやりたかったらどうしたってやらなきゃいけない事も必要になる。そこからいつまでも逃げているわけにはいかないんです。
赤ちゃんにニンジンを食べさせるために、すりおろしたり何かに混ぜたり、そうやって「召し上がっていただく」ための工夫ばかりに大人は目がいきがちです。でもそれは赤ちゃんの話。勉強の世界はどうしたって自分で努力することが必要ですよ。その手助けをしたい。そう思います。