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風邪がかなり流行っているようです/やっぱり暗記練習は大切だ

おそらくここ半年では1番くらいに風邪でのご欠席が多い気がします。学校でもお休みの子が多いという話を聞きますのでご注意ください_(._.)_

 

 

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先日、新高校1年生の子からこんな話がありました。

 

 

「中学の時に暗記テストはさんざんやってきたから高校に入って暗記量にビビらなくてよかった、(開智)塾に来てなかった子が暗記で死んでる」

 

 

高校に入っての勉強のギャップはまさにそこで、数学や物理化学の難しさに目を奪われがちなんですが、英語や古文など覚えるしかない物も当然にあるわけです。数学だけ物理だけというわけにはいかないですよね。

 

 

 

高校生になってもたまにいるんですが、数学が好きで数学だけをやっている子って頑張っても国立は難しいんですよ。国立大は絶対に英数理社国必要なので。だから中学のうちに暗記とはどういう物かを知っておく必要があります。

 

 

暗記を知っているというのはどういうことかというと、

 

・自分なりの暗記方法が習得できている

・分量をみたら暗記にどれくらい時間がかかるか分かる

・暗記したことを使って基本がさらっと解けて応用に時間を割くことが出来る

・ということは数理に時間を十分に割くことが出来る

 

ということです。

 

 

やっぱり勉強の大半は暗記です。暗記がないと応用も出来ません。大学入試はそんなもんです。

 

 

 

そういえばちょうど今日、中3生に話しました。

「今回の理科のテストはひょっとしたら人生最後の100点チャンスかもしれんから頑張って100点取ってな」と。

 

すると「この先100点取るのってそんな難しいの?」という質問が来たので答えました。「おう、まず大学入学共通テストな、高校生のほぼ全員が受けるような教科書の範囲だと思っとるかもしれんけど、東大でがんばって9割だぞ」

 

「そういや俺の時は、高校の実力テストで平均点45点ってことがあってな・・・」

 

 

「えー低っ」

 

 

「200点満点な」

 

 

「!!!!(驚愕)」

 

 

まぁ岐高の実テの話なんですけど、マジで200点満点で平均50~60くらいだったりするんですよね。それくらい高校の勉強って激しくて大変ってことです。入学して実体験してください。

 

 

「俺は15点だったけどな・・・」

 

 

暗記はスポーツで言えば基礎練、筋トレ、ランニングみたいなもんです。これがなきゃ実戦で使い物にならない、根幹部分です。逃げ続けてはなんともなりません。

 

 

 

くどいようですが生活スタイルを変えましょう。相談はいつでも個別に応じます。

 

 

 

あと、高校生になって自習室に来なくなる子は8割方成績が下がります。下がったから来なくなるのではなく、来なくなるから下がるんです。因果関係ははっきりしています。自習室に来ない=「家で勉強」とか「メディコスで勉強」って話になることがほとんどですが、それはデキナイ子のいいわけです。高校生になっても毎日来ている子たちがやっぱりきちんと質問して解決して成績を伸ばしています。既に現時点で高1の成績逆転は起こっていると見ています。

 

 

 

自由を謳歌したい気持ちは分からないでもないですが、勉強と「勉強っぽいもの」は一緒にしないように。そこを失敗して浪人した先輩からの言葉です。

 

 

 

 

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