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開智塾の自習室:スマホ?ご自由にどうぞ

開智塾の自習室では、スマホを禁止していません。

 

え?塾なのに?と思われた方、多いと思います。

 

でも、開智塾の自習室でスマホを触ってばかりの子はほとんどいません。というか、みんなだんだん触らなくなっていきます。

 

というのも、「自己管理」で、周りの子がほとんど触っていないという文化があるから。

 

高校生も小学生も机を並べています。高校生も小学生にスマホで遊んでいるのを見られたくないし、小学生も高校生が勉強している横で遊んでいたら肩身が狭い。

 

だから自然と「勉強の時はスマホを伏せる」になります。

 

 

 

昨年から来てくれるようになった中2のSくん。

 

塾に行くようになってスマホを持たせてもらったということで、最初はちょっとヤバイかな?と思っていたのですが……案の定、自習室でスマホ触りまくり。

 

まぁそろそろ「塾に来たら預けるか?どうする?」と言おうかなと思っていたんですが、ある日気付きました。

 

あれ?

スマホ、そんなに触ってない。

 

確かに気にはなるみたいでチラチラ見ることはあるんですが、パパッと見てすぐ伏せる。

 

 

 

「あぁ、これは大丈夫だな」と思いました。

 

で、1年ほど経って、最近Sくんに聞いてみました。

 

「スマホでなにすんの?ゲーム?」

「いや、ゲームは家で、風呂の後30分って決めてるんで、そんなにやってないです」

 

……これ、すごいですよね。

いつの間にかルールになっていて、自分の生活の中の「一部分しか」占めていない。完成形に近い。Sくんはゲーム好きなのに。

 

「通知とかは?自習室の時は切ってるの?」

「いや、それはさすがに面倒なんで笑。普通に返信とかしないだけです。普段から返信しないやつだって思われたら勝ちなんで」

 

なんだその戦略、と思いましたが、これが今どきの子たちのリアルだな、とも思います。

「持ってないとハブられる」

「返信しないといじめられる」

って文化じゃないんですね。

 

スマホを取り上げるのではなく、スマホがあっても机に向かえること。

これが大事なんですよね。

 

 

 

自習室では特別なルールがあるわけではありません。ただ、周りの子が机に向かっている。それだけです。

 

勉強する子はだいたい同じことをしています。

 

机に座る。
ノートを書く。
分からないところを聞く。
そしてスマホは伏せる。

 

当たり前のことですが、この当たり前ができる子は強い。

 

そして、この「当たり前」は、ルールで作るよりも空気で作る方がうまくいくことが多いのです。

 

高校に行けばスマホは普通に持っています。大学に行けば誰も管理してくれません。社会に出たらなおさらです。

 

だから必要なのは、「スマホを取り上げること」ではなく「スマホがあっても机に向かえる」こと。

 

自習室で身につくのは、実はそういう習慣です。

まずは自習室に来ること。

そこから全部始まります。

 

お子さんのスマホと戦っているお父さんお母さん、話は簡単です。自習室に来させてください。それだけでまずスマホ依存症からの脱却が始まります。

 


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