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忘れ物をおうちの人に持ってきてもらうわけ

開智塾では、生徒が「忘れ物しました」と言ってきたら、保護者の方に持ってきてもらって、と返します。

 

 

(そもそも夜なので、自分で取りに帰るのは近くでも禁止です。事故とか怖いですからね。)

 

 

 

で、慣れていない子はびっくりします。

 

「え?コピーくれないんですか?」

 

という表情をしています。これ、忘れたのでください、ともいいません。忘れました、だけで察してくださいってかんじです。

 

 

家に電話して持ってきてもらって。

 

 

これにはいろんな意味が込められています。

 

忘れましたの一言で、当然に代替物が手に入ると思わないでほしい。

 

忘れましたすみませんくらいは言おう。

 

プリントやテキストを忘れたら、授業前半宿題の答え合わせ解説の時間どうするの?

 

 

お父さんお母さんにまた迷惑をかけて、怒られてきてください。忘れ物を平気でしているのはおうちで解決すべきと考えます。

 

 

お父さんお母さんがキミのいい加減な態度のために、でも、それでもキミのために色々してくれる体験を通して親に感謝の気持ちをもってもらいたい。塾に通える幸せを感謝して勉強してほしい。

 

平気で忘れてくる、やってこない、そんな子についてはご家庭で解決するならするべきです。しっかり勉強する前提で塾に来ているわけですから。親子の約束が反故にされている事態です。話し合ったほうがいいですね。

 

 

 

…このあたりが主要な理由です。それでも、普段はきちんとできているし本当にたまたま忘れたという子には、まあいいよ、コピーあげるから気をつけてねってのもあります。ここらへんは裁量ですね。