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学校の授業にどう臨むか

学校の先生は、忙しい中、貴重な時間を割いて1時間の計画を立てて(紙か頭の中かはそれぞれでしょうが)授業をしてくださっています。

 

 

最初に間違えるような、考えるような問いを立てて(時には問いを自ら立てさせてみて)、それをきっかけに色々意見をぶつけて、発言し、最後にみんなで理解できる。活発な授業を何とか工夫してやりたいって思いながらやってくださっています。

 

 

 

さすがに開智塾に来ている子で「塾でやっているから学校なんてどうでもいい」って思ってる子はいないと思いますが、授業は受け身ではなくて、ぜひ学校の先生と一緒に授業を作っていく、俺が私が盛り上げてやるぜ!くらいの気持ちで臨んでください。

 

 

 

幸い開智塾は予習型(?)ではないので、「俺塾で習った!知っとる!」って開始5分で答えを言って悦に入る・・・みたいなことにはならないと思うのですが、もう一歩進んで学校の先生と授業という貴重な時間を一緒に楽しんでください。

 

 

 

答えが見えてたって、それはそれでいいじゃないですか。ある程度デキル子は、授業を「知識を受けるだけの場」と考えたらつまらなくなります。もちろんもっと知的好奇心を刺激することは世の中にたくさんあるんですが、だからといってつまらないとか我慢とかじゃなく、「一緒に楽しんで授業をサポートするぜ!」くらいになって欲しいですね。

 

 

 

周りの目を伺って手を上げない子。

通知表の点数を気にして挙手発言する子。

積極的にやる子を子バカにするような子。

とっくに塾で習ったからって調子に乗ってる子。

 

 

学校にはそんな子がたくさんいて、その中で先生方は奮闘されています。学力に余裕があるみなさんがぜひ学校の先生と一緒に授業を作ってください。これ、単に「先生の意図を汲んでわざと間違える」とかそう言うことじゃないです。

 

 

 

 

例えば、ですよ。1時間アルバイトするとします。1時間、不平不満文句だらけで1000円もらうのと、「お、今日は面倒なお客さんだ、ちょっと楽しませてみるか!」とか「へ~、正社員になるとこんなことまでやるのか~」とか思いながら1000円もらうのと、どっちがいいですか?最近は「やる気とか学びとかの言葉で若者を騙して低賃金で働かせる」のを「やりがい搾取」というそうなんですが、(もちろん身体を壊すとか長時間労働とかは別次元の話として)つまんない1時間で1000円もらうより、自分なりに楽しんだ上で1000円もらえるって思える人生の方が良くないですか?(あ、今は経営者なんで、そういうことを社員に強制するわけではないです。単なる個人的な考え方であってどう考えてもらっても自由ですが、僕が学生でアルバイトしてたときはそう思ってました。どうせ給料変わらないなら楽しまなきゃ損だなって。)

 

 

 

さて、学校の授業に話を戻しますと、せっかく1日の大半を、君たちみんなのことを一生懸命考えてくれている学校の先生と過ごしているわけです。勉強って教科書だけじゃないしテストの点数だけじゃないはずです。学校の先生だってそう思っていらっしゃるはずです。だったらそこをもっと学んでみてはどうでしょう?授業を一緒に作るっていうのはそういう意味です。他の人の2倍も3倍も、学校の授業を楽しむには、先生と一緒に授業を作っていくって考えるのが一番じゃないですか?

 

 

 

辛かったり性に合わないっていうなら無理する必要はないのですが、少なくとも「通知表のため」我慢していい子を演じるって思ってるなら、それはとても損だと思います。同じ1時間をどう使うかは自分次第です。ガンガン先生のすごいところを引き出して学んでやるぜ!クラスに旋風を起こしてやるぜ!くらいの気持ちで臨みましょう。それ、絶対先生も見てくれてますし、分かる人は分かってくれます。そしてそう言うひとが社会で求められています。

 

 

 

 

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