一覧に戻る

新中学生の英語の勉強

既にご存知の方もおおいですが、現行の教科書になってから「小学校でここまではやってるはずですよね?」という内容で始まります。

 

 

具体的には最初の単元でbe動詞、一般動詞、canを使った文がUnit0(もしくはLesson0)として扱われ、「一応復習ね」となっています。

 

 

その次の単元では、be動詞の疑問文や一般動詞の疑問文、canを使った疑問文・・・などと続いて行きます。

 

 

通常、1学期期末・前期中間テストではUnit2あたりまでが範囲になるのですが、現実はアルファベットを全て書けない子が中学校に上がってきています。be動詞と一般動詞の区別がついている子はほぼ0で、そもそもbe動詞という言葉はおろか、「動詞」という言葉すら怪しい子がほとんどです。

 

 

開智塾で小5~中1全ての学年において、最初はアルファベットやローマ字からスタートするのはそのためです。

 

 

 

さて、中学校に上がると宿題はありません。ワークは配布されますが(されない学校もあります)「テストの時に提出ね」となっているだけで普段の提出や確認は一切ありません。

 

 

 

というわけで、小学校から勉強の習慣をきちんとつけること、そして覚えて書けるということ自体をきちんと学習に取り入れておくことは大切ですよ、という話でした。

 

 

 

ちなみにその後はというと、

 

中2で受動態

中3で現在完了、関係代名詞、仮定法過去

高校以降はわりと昔のまま

 

 

となって、高校はやっぱり単語帳を配布されて覚えて・・・となっていきます。高校までは誰でも入れるようになった現在、何もしないで高校生になるのはとても恐ろしいことです。

 

 

 

友だち追加