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教科書を持たない子どもたち

どこかで見たいようなタイトルですが、ちょっと深刻な話です。

 

 

 

今は学校に教科書を置いておく(置き勉といいます)のが普通になりました。

 

 

これって、たしかタブレットで見られるからいちいち物理的に本体を持ち歩かなくていって話じゃなかったっけ?と、思いつつ聞いてみると「タブレットで見られるのは英語のみ」(全ての学校がそうかはわかりません。今のところn=1です)だそうです。

 

 

 

学校のワークなり塾のテキストなり、教科書を見て勉強しましょうというのが基本です。良く出来る子たちはまず教科書のチェックが非常に細かく行き届いていて、過去にこんなことを書いていたりするのですが、逆に「やってる感」だけでなかなか点数を上げられない子は、そもそも教科書を見ていないんですよね。

 

 

まぁ気持ちは分からんでもないので、全部の科目を隅々まで見ろとまでは言いません。

 

 

でも、科目によっては明らかに教科書の方が効率的ってことがあります。特に英語なんて単語調べたりするのは教科書が1番早いし、ワークをやったりするときの空欄補充なんかは明らかに教科書の本文にでているわけですよ。

 

 

「楽しんでください」を英語で書きなさいという問題は、Have fun!とかEnjoy!とかいろいろありますが、少なくとも中1の教科書では「Enjoy yourself.」を覚えて欲しかったりするわけです。

 

 

「わかりません」って持ってくるのはいいのですが、教科書みたら即答えが分かる(だって教科書準拠のワークだもの)のですが、なんとそもそも教科書を持って帰ってきていないんですね。ちなみにタブレットはwifi環境下じゃないと使えない?だかなんだかで、塾で使っている子はあまり見かけないです。

 

 

 

かといって塾でwifiは開放しないですよ?そんなことしたらガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

 

 

まぁ塾での暗記系は教科書から抜いてきてますから、暗記プリントを見ればほとんどわかるんでいいですけど、開智塾に来てない人はどうしてるんだろうと。たぶん10年くらいしたら日本の学力はエラいことになってるんじゃないかと怖くなったりするわけです。

 

 

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