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「副教科」がダメなんです・・・

ご面談をさせていただくとよく出てくる話です。

 

まずおうちの方が「副教科」と呼んでひとくくりにするのはやめましょう。お気持ちは分からなくもないですが、子どもに「大事なものとそうでないもの」という意識が植え付けられてしまってその態度が学校で出てしまいます。

 

音楽の時間に男子が歌わない問題は、「恥ずかしいから」という理由があったりするので簡単には解決するのは難しいですが、それ自体は先生も分かっていらっしゃいます。そのうえで、それでも頑張ろうとしている子とそうでない子は先生から見たら明らかに分かると思います。

 

 

 

もっとも根本的な解決法は「副」だと思わないことです。

 

人生が豊かになります。小中高と学ぶ音楽や美術、体育、技術家庭はどれもすごくよく出来ています。美術一つ取っても、教科書がズラッと並んでいるだけで何万円分もの画集を買ったのと同じ価値があります。それを専門家に習うんですからね、こんないい機会はありません。

 

・・・という意識で授業に臨むだけで、多分先生からどう見えるかは変わってくると思います。

 

と、まぁこれは正論で。

 

塾らしいことを書いておくと、例えば共テでこんな問題が出ます。

 

 

2024年度入試の現代文の問題は、芸術に関する問題でした。「音楽」と「典礼」を正面から扱った文章ですが、ひょっとして映画「アマデウス」をむかーーーーし見たことがある方は「あーーーあのだるい感じか」とか「あーーーあの荘厳とした雰囲気か」など、筆者の言いたいことが実感として伝わってきます。(「現代文」という科目について言えば、個人的な体験に引っ張られないことも大切です。そこは訓練です。)

 

 

もちろんモーツァルトのレクイエムを聴いたことがなくても解けるのですが、モーツァルトがどういう音楽でどんな景色なのか想像出来る子とそうでない子は、それだけでも問題に対する理解、解像度が変わってきます。

 

共通テストでは、芸術や建築、哲学などのテーマが頻繁に出題されます。知らないとそれだけ損をします。ほどほど出来るけどそれ以上なかなか伸びない子と、高校でもぐんぐん伸びる子の大きな違いだったりもします。伸び悩む子は5科目以外のバックグラウンドが非常に小さいです。伸びる子は色んなことをたくさん知っていて勉強で活かしています。

 

 

というわけで、話を元に戻しますと。

 

 

音楽美術体育技術家庭どれをとっても、その単元ごとに何を目標とするのかが全て決まっています。まずは教科書のタイトルや、その単元の狙いをよく見てみましょう。もちろんリコーダーの練習やら球技の練習も大事ですが、まぁそこらへんは頑張れる範囲で頑張っていくしかないのです。でも評価が悪かったからといって、実技だけのせいにしないようにしましょう。出来る事はちゃんとあります。

 

 

あとはその科目の先生ときちんとコミュニケーションを取ることですね。分かりやすく言うと質問するとか具体的にやり方を見せてもらうとか、そういうことです。これ、意外とちゃんとやってる子少ないんじゃないかなって思います。

 

 

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