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中学校からなくなったもの/増えたもの

理由などは分かりません(と、しておきます)が、ここ10年ほどで学校からなくなったもの、増えたもの。

 

 

・定期テスト

学校によりますが最も少ない学校で年2回のみ。多くの学校で業者作成のテストを採用、採点も業者です。

・部活

強制はなくなりました。ほとんど活動していない部活と、ほぼ毎日やっている部活にわかれています。(顧問の先生次第)

・進路指導

どこを受けるとかの相談はほぼできなくなりました。「どこを受けるの?」と聞かれて確認するだけです。

・宿題

小学校ではカドケド(漢字ドリル・計算ドリル)も任意、中学校ではそもそも宿題は0です。関連して、夏休み・冬休みの課題もほぼ0です。感想文とかもほとんどの学校でありません。

・教科書

教科書自体は存在していますが、学校に置きっぱなしなので授業の時以外は見ることもできません。

・通知表のコメント欄

「面談でお話します」だけのところがほとんどです。

・いくつかの学校行事

コロナ禍で消滅したまま復活しない行事が学校によりいくつか。特に遠足系はかなり減ったようです。

 

増えたもの

・教え合い学習

俗に「アクティブラーニング」と呼ばれる、話し合い形式の授業。ただ教えられるだけではなく、子どもによっては「これをやろうと思うだけどうまく行かなくて」という相談を持ってこられたりするので一部ではとても良い効果を生んでいると思います。

・休校

台風が来そうになるとかなり早い段階で休校が決定になります。子どもたちは喜んでいます。

・不登校

常時学年の1~2割が不登校という学校が増えてきています。

 

 

さて、こういう時代をどう生きるか、です。塾をやっている立場から勉強面に関して言えば、やらせるつもりなら早くからやらせた方がいいです。小学校後半でもはや手遅れって子が増えている印象です。

 

開智塾は比較的成績のいい子が来てくれているので、実は上位層の学力はそれほど落ちていると思いません。学校ではかなり「できる・できない」の二極化が進んでいると思いますが。地域差・学校差も非常に大きいです。

 

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