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全国模試表彰

写真を撮らせてもらったのは2学年だけですが・・・

 

 

 

モザイクなしの元データをご希望の方はご連絡ください!

 

 

とか言っている間に、もう10月12・13日は第3回全国模試です。

やっぱり点数で競うことは、勉強に関して言えば良いことだと思います。

 

毎回点数が出て・・・ってのがプレッシャーになるのは分かっています。

 

でも、なんのプレッシャーもなく「できなくても平気」の方がもっと良くないことだと思います。

 

むしろ、

 

・やったらやっただけ成果が得られる

・自分の失敗が目に見えて分かる

・何を頑張ったらどれくらい上がれるかが分かる

 

というのはとても分かりやすい価値基準で、勉強という狭い世界の大きなメリットだと思います。

 

世の中には「なんでこんな評価なの?」という、意味不明と理不尽がたくさんあります。勉強をしたらそれを乗り越えることができるかと言えば必ずしもそうではありませんが、少なくとも「プレッシャーを活かして頑張ることができる能力」「自分のやりたい事を一定量我慢してやらなければいけないことができる能力」が社会にでて役に立つことは間違いありません。

 

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僕は、いわゆる「ロスジェネ世代」です。98年就職の、超氷河期世代です。

 

運良く?都銀に就職できましたが、それまで多分30~40社くらいは落ちました。

 

僕が受けていた全ての会社が当時リクルーター方式という採用方式で、簡単に言えばただひたすら社員との面接を繰り返し、いつの間にか落とされ、いつの間にやら合格が決定していく方式です。

 

面接の最後にこう言われます。

 

「次に進む場合はいついつまでにご連絡を差し上げます。連絡がなかった場合はご縁がなかったと言う事で」

 

と。

 

そして来るかどうかも分からない電話を待つのです。当時はメールもそこまで普及してなかったですし、かかってきた電話を取れなかったら落とされるという都市伝説?もあり、授業中もバイト中も気を抜けない数ヶ月を過ごすのです。

 

 

電話がかかってこないという事は落とされた、ということなのですが、理由などは一切教えてもらえません。学力テスト(SPIなど)を課されていたわけではないので、落ちた理由は「面接がダメだった」しかありません。

 

「あんなに話も盛り上がって楽しく話せたのになぜ・・・」

 

ということが何十社も続くと、「自分は社会人に向いていないのではないか」という気になってきます。

 

今でもたまに就活中に自殺しちゃう人とかいますよね。あの気持ち、すごくよく分かります。何が原因か分からないことで自分を否定され続けると、精神的にかなり堪(こた)えます。

 

・・・と、あまり脅しても良くないのですが、今の40~50代の人って多かれ少なかれ、こういう経験をして来ているのではないでしょうか。いつまたこんな世界が訪れないとも限りません。ロストジェネレーション(失われた世代)の我々が次の世代に残していけるものってなんでしょう。ただひたすら甘い、ゆるいだけの子ども時代を過ごさせだけでいいのか?って思います。

 

 

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勉強は「やったかやらないか」が如実に表れる分野です。良かったのも良くなかったのも、原因は自分です。シンプルです。そして、ほとんどの人が努力をしても結果が出ない世界(芸術やスポーツ)に比べると、努力したなりの結果を手にすることができるのが勉強の世界です。勉強でしか得られない物がたくさんあります。大変ですが、一人で頑張らなくていい。僕らがついています。

 

 

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