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順位が見えているということ

例えばマラソンで、先頭集団が遠く離れて前の方を走っていると、追いつくのが(気持ち的に)苦しくなりますよね。いやマラソンしないので知らないですけど、多分そう。

こんな感じ。

↑○先頭

↑○○

 

 

 

 

 

↑自分

 

 

でも、↓みたいに

 

↑○先頭

↑○○

 

↑○

↑○○

↑○

↑自分

 

先頭から順に何人か自分の前に並んでいたら、とりあえず前の1人とか、すぐ前の集団に追いつこうって思えますよね。

 

 

 

テストで順位が見えているというのはこういうことだと思います。

 

 

通常学校のテストでは、せいぜい偏差値くらいしか出ていなくて自分が集団のどの位置にいるかしか分かりません(というかほとんどの人は偏差値の見方もあまり分からないんじゃないでしょうか)

 

 

高校に入って模試をやっても、校内や全国の順位、偏差値が分かるだけで「何点あがったら何番上がれる」ってことがほぼ分かりません。

 

 

開智塾では模試などの順位を出しますが、「具体的にどれくらい点数が取れたら何番になれるのか」というのが明確に分かります。

 

 

 

もう一つ、順位でることで大切なことは、下の方だった子がそれで平気になってしまわないことです。点数が悪くても恥ずかしくも悔しくもない、きっとそういう子たくさんいるじゃないでしょか。最近の風潮だから仕方がないかもしれませんが、、、学校では点数で競うことは(勉強に関してのみ)禁止されている状態です。

 

 

でも世の中実際は競争社会ですよね。勝ち負けをどう捉えるかはかちかんの問題ですが、現実としてそう言うものはある。高校入試大学入試もそういう世界だし、大人になったらもっとシビア。

 

 

何が何でも勝ち上がれ!っていいたいわけじゃないです。そういう世界を知った上で自分がどう対処していくか、どう自分にプラスにして行くか。そこが大事だと思うんです。

 

 

世の中には努力ではどうにもならないものがたくさんあるなか、勉強は比較的努力がそのまま出るものです。そこで少しでも鍛えて(またはうまく捉えて活かして)行く力を身につけてくれればいいなと思っています。

 

 

 

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