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岐阜新聞テスト

伝統の・・・なんですが、最近はすっかり受験者数も減ってしまってるので別の模試もいれたり試行錯誤しています。

 

 

 

 

全県模試という模試もあるんですが、1月がなんですよね。受験者の母数が十分にないという点では岐阜新聞も全県模試も同じなんですが(全県模試の方が多い)、12月、1月と連続して受けられるのは岐阜新聞テストなので、今年は岐阜新聞テストを2ヶ月連続で受ける設定にしています。

 

 

来年は変わるかもしれません。といっても全県模試の「合格判定」がちょっと疑問なんですよね。大学入試のように「○○高校B判定」とか出るんですが、そもそも大学入試の合否判定って

 

 

「今回の模試でこれくらいの偏差値の子が実際に大学を受けたら○%の子が受かっています」

 

 

というデータを元にして算出するものです。逆に言えば河合塾とか代ゼミとか大手予備校はそこまで全部追跡するから判定を出せるんですね。

 

 

ところが公立高校の入試はそうじゃないわけです。

 

 

そもそも「この模試で○点の子は、過去50%が合格しています」みたいなデータがないわけです。詳しく言うと、「50%合格」といえるためには、相当数の「落ちた子のデータ」も必要になります。半分受かって半分落ちたというデータがあるから「50%」と言えるわけです。でも岐阜の公立高校入試では、みんなそんなに落ちない。というか、たいてい受かりそうな所を受けているので、「過去この模試で○点だった人の何%が○○高校を受けてほぼ受かってます」(←これは上記の大学の合格判定とは全然別物です)とか、「何%の人が△高校に志望を変更して合格しています」しか分からないわけです。「過去にこの点数から○○高校を受けて受かった確率は20%です」といったデータはないわけですね。しかも完璧に合否の結果を追跡できていて、の話です。多分出来てないと思います。

 

 

 

というわけで、全県模試の「合格判定」そのものに疑問符があります。

 

 

 

 

まぁそこはそんなに気にしないで・・・といいたいところですが、多分ほとんどの人はそんなことに気づきもしないで、本来受かるだろう子まで「C判定だ、どうしよう・・・(;.;)」ってなるのが困ったなぁという感じです。

 

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