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勉強が楽しい→できるようになる

タイトルは多分間違いです。

 

 

よく伝記や偉人伝なんかで「取り組んでいたらすごい人になった」的なものがあるのでそう思いがちですが、そういうのはごく一部の特殊な人だけで、ほとんどの「できる子」たちは、楽しいからできるのではなく、できるから楽しい(なんなら、できても楽しくはない)だと思います。

 

 

できるようになって初めて楽しめるようになるのであって、できないうちは楽しくありません。そんなもんです。

 

 

だから、最初はできるようになるまである程度訓練をしていく必要があります。大変な事も苦労もあるでしょうが、その結果点数が取れて順位が上がって初めて楽しいと思えるのです。

 

 

ここを勘違いすると、なんの基礎もない子どもに勉強を楽しんでもらうために大人だけが苦労することになります。苦労が活かされればいいのですが、ほとんどの場合うまくいきません。勉強アプリやネット動画がうまく行かないのはいい例です。

 

 

必要なのは、ある一定水準までは持っていくという周りの覚悟だと思います。どれだけ「将来のため」とかなんとか言っても、経験していない子どもは分からないし伝わりません。そういうもんです、子どもって。

 

 

「そんなこと言ったって自分でやりたいと思わなきゃできないでしょう?」

 

 

一見正論に見えますが、実はちょっと違います。

 

 

今は

・やりたいことしかやらない子

を絶賛量産中の一方で、

 

・やりたくないけど必要だからなんとかしてやる方法を見つける子

も、きちんといます。

 

 

どっちになってほしいかは明らかだと思いますがどうでしょう?

 

言うまでもなく、上位大学に受かっていく子は後者です。得てしてそういう子は、やっていくなかで何らかの自分なりのモチベーションを見つけ出します。

 

 

 

 

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