今ならまだ間に合う、1ヶ月で共テの英語を爆上げする方法
2025年10月08日
これは究極の方法です。以下に該当する人は、凄まじく効果が出る可能性があります。
・マーク模試で時間切れになる人
・それなりに単語や文法をやってきた人(弱くてもいいですが、やってきた人の方が効果は高い)
・時間を計ってやってもなかなかうまく行かない人
・他に頼る方法がこれと言ってない不安だらけの人
・信じて本気で取り組める人
もし上記の条件に当てはまるのであれば、これから紹介する方法を本気で実践してやりきってくれたら、1ヶ月後には共テ模試の英語で時間が余る可能性すらあります。爆上げします。まじで。
過去、信じて本気でやってくれた子が英語40点→70点、65点→80点に上がりました。
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必要なもの
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Z会速単必修編
これだけです。開智塾のみなさんは持っていますね。
これは単語帳ではありません。長文を速読練習するためのものです。
必修編が共テにはちょうどいいです。上級編は難しすぎるので不要です。
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やり方
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1つの長文を3回読みます。やり方が非常に大切ですので、とにかく以下の通りにやってください。
1回目…右側の訳を確認しながら、一つ一つ丁寧に文章を訳していきます。内容をしっかり理解することが大切です。単語の意味などもこのタイミングで確認してください。覚えるつもりでやりましょう。(といっても、覚えきらなくていいです。そのつもりでやる事が大切です)
2回目…ここからが速読のために大切なところです。英語を、語順を変えずにそのまま日本語に置き換えながら読んでください。スピードは自分の可能な限り速く。オセロをひっくり返していくイメージです。
3回目…日本語に置き換えず、英語のままで、頭の中にイメージを作りながら日本語と同じスピードで読んでください。多少分からない単語があっても構いませんが、3回目なので分からないものはかなり減っているはずです。
(※具体的なやり方のイメージはこの記事の一番下に置いときます。)
ここまでで1セット。
これを1日5セット(長文5つ)やってください。3回×5セット=15回長文を読むことになります。
ただし、このために他の勉強時間を削ってはいけません。普段の生活の中で、これをやる時間をさらにひねり出してください。
・トイレの時
・お風呂で(写真に撮っていくとかジップロックに入れていくとか)
・朝昼晩のご飯を食べながら(行儀?スマホ見ながらよりよっぽどマシでしょ)
・授業と授業の間の10分休み
・要らない授業の時(先生スミマセン!)
・通学の自転車の信号待ち
・バスを降りたあと歩きながら
・駅のエスカレーター
・電車・バス待ち時間は当然
ほら、いくらでも時間は作れますよね?ゴチャゴチャ言わず作れ。時間はあるかないかじゃなくひねり出すものだ。
1日5セットやると、速単必修編は14日で1周できます。長文が70個載っていますので。
で、1ヶ月で2周してください。
おそらく英語上級者の大人の方は、意図するところが分かっていただけるのではないかと思います。そうです、英語を英語のまま読むための練習です。
これができたら1ヶ月後、驚異的に読むスピードが上がります。信じてください。
以上です。
以下は具体的なやり方イメージです。よかったら練習してみてください。
※3回読む具体的な方法、イメージを載せます。実際の速単の第7版(旧版)p132の一部を引用します。
文中に「:」記号がでてきますが、「:」も「;」も「=」と思えばOKです。
1回目、訳を対照しながらしっかり理解して読みます。単語も確認しながら多少時間がかかるかもしれません。今回は英文に1行ずつ訳を入れていきます。
A fly can do one thing extremely well: fly.
ハエはあることを非常にうまく行うことができる。飛ぶことである。
Recently a team of British scientists declared that the common housefly is the most talented aerodynamicist on the planet, superior to any bird, bat or bee.
最近、英国の科学者のチームが、どおにでもいるイエバエが、地球上で最も有能な空気力学者であり、どんな鳥類やコウモリやハチよりも優れていることを明らかにした。
A housefly can make six turns a second; hover; fly straight up, down, or backward; land on the ceiling; and perform various other show-off maneuvers.
イエバエは、1秒間に6回転したり空中でとどまったり、上、下、あるいは後方へまっすぐに飛んだり、天井にとまったりすることが出来る上に、他にもさまざまな見せびらかしの飛行を行うことができる。
And it has a brain smaller than a sesame seed.
それなのに、イエバエが持っているのはゴマの種よりも小さな脳なのである。
単語や表現を確認しながらしっかり読めましたか?実際は訳に赤色が付いていたりしてもう少し読みやすいと思います。面倒なので省略。テヘ
2回目は、できるだけ早く、順番は絶対に変えず、オセロをひっくり返すように英単語を日本語にくるくる変えながら読んでください。全てを日本語にしなくてもよいです。分かる範囲の表現ならそのまま英語でOK。It has ~とか。
A fly can do one thing extremely well: fly.
ハエは できる 一つのことを 究極上手に:飛ぶ
Recently a team of British scientists declared that the common housefly is
さいきんチームイギリスの科学者たち 宣言したthat以下 共通のイエバエは、です
the most talented aerodynamicist on the planet, superior to any bird, bat or bee.
もっとも才能のある空力学者 地球上で ~より優れている 他の鳥、コウモリ、ハチ
A housefly can make six turns a second; hover; fly straight up, down, or backward;
イエバエ 作ることができる 6回ターン1秒で;飛ぶまっすぐ上に、下に、後方へ
land on the ceiling; and perform various other show-off maneuvers.
着地する天井に、そして演じる さまざまな 他の 見せびらかし飛行
And it has a brain smaller than a sesame seed.
そしてそれは持っている 脳 より小さい よりも ゴマの種
(画面が崩れたらごめんね)
3回目。自分の限界の速さで、英語のまま「絶対に日本語に変えず」最後まで内容をイメージしながら読んでください。くどいようですが英語のままです。
A fly can do one thing extremely well: fly.
Recently a team of British scientists declared that the common housefly is the most talented aerodynamicist on the planet, superior to any bird, bat or bee.
A housefly can make six turns a second; hover; fly straight up, down, or backward; land on the ceiling; and perform various other show-off maneuvers.
And it has a brain smaller than a sesame seed.
どうですか?最初の時より格段に読むのが速くなっていませんか?
この文章は1ページの3分の1くらいだけですが、真面目にやってくれた人はかなり速く読めることを実感してくれたのではないでしょうか。
これは「量をたくさん速く読む」「頭から日本語にしないで英語のまま理解していく」ことの練習で、「3回で1セット」といった具合に定型化していますが、実はすごく古典的かつ実戦的な方法です。スラッシュリーディングや多読、速読etc.の方法を一気にやっています。ぜひ実践してみてください。
みなさんの共テ英語が1ヶ月後爆上がりしていることを願っています。

