毎日体験授業~♪
2024年02月14日
毎日体験授業にお越しいただいております。ありがたいお話です。新年度が近く、そろそろ塾を・・・という感じですね。最初の候補のうちに入れていただけるのはとてもうれしいです。
体験授業は1授業でお一人さまで出来るようにしたいと思いますので、ご関心をお持ちいただけましたらお早めにご連絡ください。その場ですぐ入塾を迫るようなこともありませんので、他の塾さんと比べられてごゆっくりお考えくださればとおもいます。
(開智塾に限らずですが)一つだけご注意いただきたいのが、小学生の英語です。始めるなら年度最初からが良いです。途中からはあまりお薦めしません。そしてきちんと書き=暗記をできるようにしたいものです。
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開智塾では小5~中1全ての学年でアルファベットやローマ字を「覚えて書く」ところからスタートします。
これには二つの意味があって、
・英語そのものがきちんと読み書きできること
・暗記を習慣づけること
です。
今は小学校でも英語が必修化されて、文法で言えば「be動詞・一般動詞・can、その他挨拶などの表現」を習ったことになっています。
が、実際はアルファベット大文字小文字をしっかり全て書ける子のほうが少ないくらいです。小5や小6で英検4級、3級というのも珍しくないのですが、英検は基本マークシートですし学校の英語は書きのテストが重視されないのもあって
「あなたはどんな音楽が好き?」に対して
What’s do you laik musik?
とか書いちゃう感じです。
アイネクライネナハトムジークみたいでかっこよい感じもしますが間違いは間違いです。(綴り間違いに目が行きますが、最初のWhat’sも間違ってますよ!?)
英語はどうしたって暗記科目です。最終的には文字に出来なければ0点です。ところが現在の環境ですと小学校までは楽しさ優先で書けなくても全然OKだったのに急に中学生になって暗記が必要になる落差についていけない子がいます。
気の毒ですが、やはり書けてナンボなのが受験の世界なんです。嫌がるからとか、やる気が・・・とか言ってる場合ではないのです。
小学校卒業までに600~700語、中学で2000語近く。大学入試、特に上位国公立大学になると数千の単語が必要になります。逃げ回っていては、早々に詰んでしまいます。
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編(PDF:1629KB) (mext.go.jp)
(P38に目標語彙数が書かれています)
「いまだに暗記が大事?古くない?」と言われそうですが、そうではありません。現在の入試は一般の方が思うよりもっと高度な力を要求されるように変貌しています。コミュ力、問題解決力、表現力、、、等々。「脱暗記」というより「ネクスト暗記」の時代です。たとえるなら、これまでは犬の種類さえ覚えておけば良かったのに、今は犬との平和的な共存の方法を犬種ごとに合わせて問われる、そんな感じでしょうか。ところが現実にはそれに反比例して、そもそも「柴犬」と書けない子がたくさんいるのです。
ちなみに、高校生のみなさんはもう十分分かっていると思いますが、とんでもない勉強量ですよね。暗記やら計算やら、ものすごい量です。岐高でも北高でも関高でも同じです。(このレベルの学校って、一定数「たいして苦労もせず受かっている」子がいるんですよね。そういう子ほど苦労します。)
逆に言えば、受験までの道のりの前半は「いかにして暗記を生活の中に組みこんでこなしていけるか」にかかっています。身につけてしまえば、あとは軌道に乗っていけます。
受験はどうしたって親子での戦いになりますが、「やらなきゃいけない暗記から逃げない」ことを目標に考えていただけると問題がすっきりすると思います。勉強で躓く子は大半はこれです。