英検の問題集
2025年12月01日
まずは自分の学年にあった級を特に勉強せずに受かるのが1番楽ちんなので、過去問をやってみましょう。
英検のサイトに過去問が載っています。
過去問・試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
これをやってみて「これならいけるな」と思う人は、リスニングや試験の時間配分になれれば大丈夫です。
中3の子は英検をやってる場合ではないのでこのタイミングでの受検はやめましょう。少なくとも3級を持ってても高校入試では加点要素になりませんので、今焦って受ける必要は全くありません。
来年以降、高校に入ってから高校英語をキチンと勉強して、準2級や2級にうかるようにした方がいいと思います。名大に受かる子だとほぼ勉強しなくても2級に受かります。
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もう少し勉強したいなという人には、旺文社の問題集がよいと思います。
過去問集

対策系

このあたりがよいと思います。
昨年までは、胴元である英検協会が自分で対策問題集を発行していましたが、2025年度からやめたようです。(どうりで検索しても出てこないわ・・・)
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ここからは「背伸びして高い級に挑戦しようとしている方へ」の補足です。
冒頭にもお伝えしたとおり、英検は、自分の学年に合った級を無理なく受け、ほぼ無勉強でも合格できる状態が理想です。合格ラインもおよそ7割と、決して高すぎる基準ではありません。
もし、かなり準備をしても合格ラインに届かない状況であれば、まだその級の内容を十分に理解できていない可能性があります。英検の対策だけに力を入れるより、まずは学校で扱う英語の基礎をしっかり固めることを優先した方が、長い目で見て力がつきます。何度も落ちるのも本人にとって辛い経験でしょうから、ある程度のところで「またのそのうち力が付いてから受ければいいか」とお休みしていただいた方がいいかもしれません。
よく世間では「小学生で3級を取った」「小5で4級合格」などの話題が出ますが、実際の英語力が中学内容を十分に身につけた状態かというと、そこには大きな個人差があります。
たとえば3級は中3レベルとされ、不定詞(中1~2)、比較・受動態(中2)、関係代名詞・間接疑問文(中3)などが理解できている前提です。しっかりと学習しなければ到達しづらい範囲です。もちろん単語力もそれなりに必要になってきます。難しいですよね。
それでも小学生が合格するケースがあるのは、
・合格ラインが7割ほどである
・単語の意味から推測できる問題が多い
・ほとんどが選択式である
といった理由が背景にあります。
例を挙げると、
A: Let’s go to the new ( ) and see the fish.
B: Good idea! I want to see dolphins.
aquarium / cafeteria / stadium / university
fish と aquarium(水族館)が分かれば、文全体を細かく理解していなくても正解できます。
A: It’s getting cold. Do you need a ( ) ?
B: Yes, please.
cousin / bottle / blanket / castle
cold と blanket の組み合わせが分かれば解ける問題です。
このように、単語のイメージで答えられる問題が一定数あるため、コツをつかめば合格に届きやすい面があります。(最近は英作文の導入などで少しずつ改善されてきています。)
もちろん、これをきっかけに英語をもっと好きになって、文法の学習や語彙を増やす方向に進めるなら大きなプラスです。ただ現状としては、そこまで発展的に学習を続けるケースはあまり多くありません。むしろ、アルファベットの大文字・小文字すら不十分なまま合格し、変に自信だけ持ってしまってその後の英語学習がおろそかになってしまう例も見られます。
「お友だちが4級に合格した」「小学生で3級を取った子がいる」といった話を聞くと焦るお気持ちはよく分かります。ただ、実際にはこうした事情がありますので、他の学習を犠牲にしてまで英検に時間を割く必要はありません。基礎である国語や算数をしっかり学ぶ方が、その後の伸びに確実につながります。
あまり無理せず、できる範囲での受検をおすすめします。開智塾では小学生で英語を勉強してくれている子が5級(中1程度)に受かってくれればいいなって感じです☺
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塾関係者の間では、現状をいろいろ考えるに「英検より漢検の方がいいかもしれない」という声も多数聞こえてきます。そもそも漢字もまともに書けない、言葉もよく知らない・・・という状況で小学校を卒業するのが普通になっているので、我々からの悲痛な叫びとでも言いましょうか・・・

