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国公立大学二次試験

もう何十年も、2月25日(と26日)と言えば国公立大学二次試験です。

 

 

 

共通テスト(旧センター試験)の点数と、この二次試験の点数を総合して合格者が決まります。

 

 

 

共通テストと二次の点数バランスは大学・学部・学科によりけりですが、上位に行けば行くほど傾斜配点(例えば数学だけ点数を2倍に換算するとか)が少なくなる傾向にあります。つまりオールラウンドに出来るやつを求めるということです。

 

 

 

一方で、制度設計思想は同じなのですが全く違う受験方式、推薦入試も国公立大学で増えてきました。今は定員の平均2割、多いところでは定員の3割を推薦でとる大学もあります。数年前、東大でも推薦入試が始まって一気に全国的にも広まりました。

 

 

 

受験戦略としては、「どちらかに早く決める」というより、「推薦が無理という状況になったら諦めて一般入試で」という感じでしょうか。というのも、ほぼ全ての大学(国公立・私立問わず)が推薦入試を実施しており基準もまちまちで、意外にたくさんの子が何らかの推薦を受ける可能性があるからです。「え?こんな内申でも推薦出せるんですか?」という。ですから、そんなに早く推薦を捨てるのはもったいないとなるわけです。

 

 

 

とはいえ、全科目を頑張り続けるのはやはりしんどい。「おれぁ、教師の言うことなんかに従うつもりはねぇ。でも大学という仕組みには巻かれていきてぇんだ」というお調子者は勉強だけはきちんとやっておきましょう。推薦は無理、点数も足りないじゃ、何ともならねぇんですよいつの時世も。

 

 

 

ともあれ、開智塾の生徒が2次で実力を発揮するどころかミラクルを起こすことを願っております。

 

 

 

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