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なぜ自習室に来て勉強するのが良いのか

「家で勉強出来てて点が取れているからいい」とか、「努力をしている姿を人に見せない」とか、「勉強していない振りをする(なんのため?)」とか、そういう子はわりとすぐ壁にぶちあたります。勉強で言ったらまぁ高校くらいで確実に(ごく一部の天才を除き)限界が来ます。

 

 

 

逆に、普段から勉強をしている姿を人にさらしていると、そういう子が集まってきます。だんだんと、勉強する子たちのサークルが広がっていきます。みんながキミのやる気や頑張りをもらいに来るのです。そして周りにいい子たちがあふれてきて、そういう子たちは自分に持っていないものをたくさん持っています。それが自分の周りにあふれていきます。そうすると、もし自分がやる気をなくしても自習室で他の子の頑張っている姿を見て自分も頑張れるようになります。自分があげた力が、何倍にもなって自分に返ってくるんです。いいことだらけですね。すぐ質問できるし。

 

 

 

そして、勉強している内容や方法はどんどんシェアしましょう。何をやっているとか、こうした方がいいよとか、どんどん人に教えていきましょう。これも、周りに「もっと点をあげたい」という子を集める効果があります。そして逆に自分も困ったときに人に助けを請うことが出来ます。

 

 

もちろん、もらうだけもらって返してくれない人もいますよ。でもいいじゃない、そんなの。もらった以上に返してくれる人が1人いれば。人から奪うだけ奪って返してくれない人って世の中にたくさんいますが、そんなの大した問題じゃないです。

 

 

 

先日の親塾で「受験は団体戦」という話を(確か関校で)させていただきましたが、1人孤独にやっている子より集団で頑張って高め合っている子たちの方がはるかに強いです。全く同じ大学各部を受ける事ってあまりないですからそもそも敵じゃないですし、仮に同じ学部受験であっても一緒に受かればいいだけですからね。

 

 

 

ちなみに自習室では、本当に一生懸命やっている子と、ただダラダラ座っている子の差がはっきり分かります。子ども目線でも分かるはずです。自分がどっちになりたいのか、ロールモデル(目指す姿)がそこにあるので勉強しやすいです。何をやっているかもみることが出来ます。できれば声をかけて仲良くなりましょう。年齢もなにも関係ないです。ただし、ダラダラ座っている、自習室の後ろの方に座って質問にも行かない、などは参考にならないです。成績が上がらない子たちなので。

 

 

 

こういうのって、社会人なんかまさにそうですよね。「仕事は忙しい人に頼め」って言葉がありますが、会社内でデキる人にはデキる人が集まり、デキナイ人はデキないところに飛ばされる。わかり易い選別が行われます。情報と金は出す人に集まる。これ真理ですよ。

 

 

何より、孤独に勉強して孤独に大学入って楽しいかって言う。勉強してたって青春はできるんだぜ。

 

 

 

あ、あと声かけたりが苦手って言う子。塾だからこそ、どんどんやりなよ。失敗したっていいじゃん、塾なんだから。せっかく知らない学校の人とかいるんだから、声かけたり話したり練習すればいいじゃん。

 

 

 

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