あのとき言ってくれてなかったら

あるとき、新高１くんが「ありがとうございました」

 

 

と言ってくれました。「あのとき言ってくれなかったら、多分北高受けてたと思うんで、言ってくれたおかげで岐阜高校受かりました」と。

 

 

 

毎年そうなのですが、塾では「無理して受けさせることはしないが、いけるところをビビって下げさせるのも良くない」と思っています。

 

 

 

もちろんどこを受けると言う判断は非常に微妙なこともあり「落ちたらどうするか、メンタルや進路、受かったらどうするか」などを考える事が基本ですが、場合によっては「え？十分受かるのに心配になって下げちゃってる？」みたいなこともままあります。

 

 

 

こういうときは保護者さまと相談の上「では、勇気を持って上位校を受けるよう推しましょう！」ってこともあります。「大事なところで腰が引けちゃうのが残念ですよね、この機会に挑戦（と本人は思っている）してもらって、自信をつけてもらいたいですね！」って感じです。

 

 

 

で、受かって冒頭の言葉です。うれしいですね。受かっても奢らず、落ちても腐らずが高校入試です。が、受かって一つ大きな自信にはしてほしいです。きっと大学入試に向かって世界が一つ開けたことでしょう。