公立高校希望状況
2024年01月24日
令和5年度進路希望調査結果(令和6年1月実施) [PDFファイル/262KB] (gifu.lg.jp)
※PDFファイルです。
実際の出願まで3週ほどありますので、じっくり考えたいところです。
この段階での倍率は岐阜高校>岐阜北高校となるのは毎年の事なので、実際に出願ののち、変更期間で調整されることと思います。
無理して上位高に行くより下げて上位にいた方がいいというのは非常にもっともらしく聞こえますが、「下げて上位」になるためには5つくらい下げなければなりません。岐阜高校で最下位近辺だと良くても岐山で中の上といったところでしょうか。各西でも上位は400点を超えています。
同じような話ですが、無理していいところに行ってもついていくのが大変・・・というのも、あまり適切な表現ではありません。上位高というのはどんな子でもついていくのが大変なんです。岐高北高に上位で入ってどんどん順位が落ちて行く子もたくさん見てきました。その逆もたくさん見てきました。
結局のところ、入試後にも、入試前と同じ努力が継続出来るかにかかっています。高校生のみなさんは「1ヶ月まるまる遊ぶ」なんてことは考えられないと思いますが、中3生は受験が終わって入学式まで1ヶ月フルで遊ぶ子がいます。受かったことで満足しちゃうんでしょうね。入学時点で大きな差がついてしまっています。だから開智塾は合格発表後すぐに授業を開始するのです。
進学校は勉強を死ぬほどやる場所であって、所属しているだけで自動的に国立大学へ運んではくれるところではありません。「普通に」やる、すなわち高校で平均点レベルにいるだけでは国立大学はおぼつかないでしょう。これは岐阜高校でも同じです。上位の子はさらに勉強しています。中学生のみなさんに分かりやすく言えば、「受験勉強をそのまま3年間継続する」と思ってください。ユースチームに入って(ごく狭い範囲の)地元で上手だねって言われるだけで終わるのか、ホンモノのプロになっていくのか。自分はどっちを目指しているのかよく考え、覚悟を決めてください。
塾をやっていて言うのもなんですが、「これをやってさえいれば大丈夫」というものは塾にはありません。開智塾でも映像系の塾でもみんな同じです。自分が必死に手を動かして、分からないところを一つ一つ解決しながらやっていくしかないのです。
先日、塾内で「共テに挑戦!」を実施しました。入試前に(少なくとも国公立大学を受ける人は)必ず受けるテストです。
開智塾の高1生では、国・英・数IAでの得点率上位10名が
75.6%
70.4%
67.8%
61.2%
59.8%
58.6%
57.4%
56.6%
51.4%
51.2%
となっています。
名大のボーダーが75~76%、岐大のボーダーが65%くらいですので、高1の時点でかなりその水準に迫ってきています。ほぼ塾での滞在時間に比例しています。特に上位数人は、1日の勉強時間は平日で6~7時間です。塾内の中盤層では3~4時間くらいでしょうか。進学校というのはそういうところです。
中3のみなさん、高校に入ることが目的ではありませんし、下げて上位というメンタルではそもそも下げたところでも落ちて行きます。何が何でも食らいついていくという気持ちを持ってください。
(もちろん出願の時にはそれ以外の要素がたくさんありますので個別のご相談です。最終決定まで随時ご相談を受け付けておりますので迷ったらまずはご相談ください)