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語彙力をどうするかという難題

先日終わった共テ本試ですが、現代文で次のような言葉が出てきます。

 

 

祖父の書斎のソファで昼寝をして

祖父が神経質な口調でたしなめ

うらぶれた男やもめ(本分のあとに注記で説明あり)と彼を陰に陽に支えるおあせっかいな商店街の面々

三行半(注記あり)

 

4ページ70行以上ある小説問題の最初の1ページだけでもこれだけいろいろな語句が出てきます。色をつけたところだけでも最近の子たちにはなじみがない言葉ではないでしょうか。

 

小説問題へのリンク

 

 

語彙力をつけるには・・・などは以下をご覧ください。

 

読書は趣味ではないです | 開智塾丨各務原・関・美濃・美濃加茂・富加の進学塾 (kaichijuku.jp)

ゲームと読書 | 開智塾丨各務原・関・美濃・美濃加茂・富加の進学塾 (kaichijuku.jp)

国語には国語の世界がある | 開智塾丨各務原・関・美濃・美濃加茂・富加の進学塾 (kaichijuku.jp)

 

 

ちなみに共テの国語は試験時間80分で「評論」「小説」「古文」「漢文」とそれぞれ50点ずつの配点です。70行以上の小説を読んで語彙や読み取りの問題を(6)まで、さらに追加でこの小説に関連した文章を10行程度+教師と生徒の会話という設定でさらに2ページの文章を読んで追加で2問を回答しなければいけません。

 

 

国語の問題では結構古い文章も出てくるのですが、この小説、出版は2017年です。結構最近出版された小説なんですね。現代ではほぼ見られなくなった表現やイメージしづらい情景が平気で出てきます。(今回だとあちこち「居候」するおばの話が主題です)

 

 

 

国語はどうしても勉強がおろそかになりがちです。勉強しても上がる気がしないんですよね。どこがポイントか分かりづらいですし。

 

 

とはいっても、試験の問題である以上必ず解法が存在します。小学校のうちから解法を考えることは意識しておきましょう。ただ読んで漫然と答えるのではなく、「ここにこう書いてあるからこれが正解なんだ」とか、「こことここをつなげて書けば確かに40字以内に収まるな」とか、そう言ったものが解法です。解説はきちんと読みましょう。なぜそれが正解なのかきちんと書いてあります(書いてない問題集は使わない方が良いです)。

 

 

中学生向けに塾では「シリウス国語」をお薦めします。上記の内容がしっかりそろっていて、問題レベルもやや高めです。中間・期末テスト以外の問題を練習したい人にお勧めです。お売りしますので講師までお声かけください。

 

 

 

 

 

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