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ディスカッション教室第2回実施しました

本日も25名、教室いっぱいで大入り満員いただきました。特に遠方からお越しいただいた方、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

今回もとりたてて答えがある問いではありませんが、こんな世の中の見え方もあるよと言うのが伝われば幸いです。

 

 

あまり難し過ぎてもアレなんで、アレで終わらせていますが実は話はもう何段階か深まります。

 

 

 

事前に出していたキーワードに「権力」を挙げていましたが、「権力」という言葉を「人を支配する力」と仮定します。

 

今我々は、資本主義や社会という絶対的なお金や生産性、法律や規範、道徳の世界で動かざるを得ない状態にあるわけで、「権力に絡め取られている状態」と言えます。

 

 

これは資本主義で言えば単にマネーを生み出すと言う意味ももちろんありますが、より大きく言えば資本主義の世界がどんどん自己増殖しているとも言えます。資本主義はアマゾンの森林やアフリカの砂漠、海の奥底までどんどん拡大し続けているわけです。そうして人間は宇宙から海の底まで、髪の毛からDNAまで、物質から素粒子の世界まで、新天地を開拓して人間の世界を広げてきたわけです。目に見えないものまでどんどん知の領域を広げ、全てはお金に換えられていきます。我々の世界の拡大は留まるところを知りません。

 

 

例えば障がいを持っている方が社会から外れていた時代もありましたが、見事に社会の権力構造のなかに絡め取られるようになってきた、と見ることができるでしょう。かつては「はみ出し者」だったLGBTQの人々も、名前を与えられ社会に受け入れられるようになりました。全ては消費する主体であり、納税主体であり、社会を形作る構造の一部なのです。

 

 

しかし一方で、こうした動きは必ずどこかで衝突を生み出し、戦争になったり環境破壊に結びついてきた歴史もあります。

 

これをジェンダーや制服などの議論に置き換えると、、、どうなるでしょうか?

 

かつて軍服だった制服は、その生産性・効率の良さから学校に持ち込まれました。それが「制服」でありながら、一方で「多様性」を持たせると言うのはどういうことなのか。LGBTQも、かつては「変な人」だったのが、今は「多様性」として社会に受容されてきたというのはなぜなのか。今日お話しした通りです。

 

我々が従っている「権力」はどこから来ているのか。どんな姿をしているのか。なぜ我々は権力に従うのか。

 

 

1つの答えを書いておきます。とある哲学者の考え方です。

 

権力とは、ただ上から下へ降りてくるだけのものではない。一方で、我々自身が権力を求めている。なぜなら、社会規範やルールに従うことで自分が何者かであるかはっきりして安心できるからだ。

 

 

スッキリしますか?モヤッとしますか?

 

 

 

 

 

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