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中学校では宿題がありません

小学生のお子さんの保護者さまに話をすると驚かれることがたまにあるのですが、中学校に行くと宿題がありません。少ないじゃなくて、0です。ありません。本当に。

 

 

 

教科書に付随したワークがたいていの学校で配られますが、中間テストや期末テストが近くなったら範囲表に「P25~P80をノートに書いて提出」とか書いてあるだけです。学校によってはワークすら存在しない学校もあった時期もありますので、あるだけマシ(なのか?)かもしれません。

 

 

 

普段から全くやっていない子は、テスト直前はワークの答えを5教科必死に写して提出するだけです。1科目につき50ページとかあったりしますので、テスト期間(テスト直前の1~2週間)は答えを全写経するだけで終わりってパターンが結構ありますね。点数が伸びるはずがありません。しかも親には「テスト前は一生懸命勉強している」ように映るところがまたやっかいだったり。子どもはそれを逆手に取って「テスト前は結構頑張りました」なんて言ってたりするのがまたまたやっかいだったり。

 

 

 

とはいえ、子どもの方にはそれほど悪意はありません。テスト前にワークの答えを写すことが「勉強頑張った」なので。だってみんなだってそうだもん。普段からちゃんとやってる子なんて周りに誰もいないよ?って感じですね。提出って書いてあるから提出した僕偉い。出してない子もいっぱいいる。これが今の中学校の現状です。

 

 

 

 

さて本題です。学校のワークは学校の補助教材なのですが、以前と違って、教科書だけでは足りない部分を上下にカバーしています。つまり単なる弱点補強だけではなく、ちょっと込み入った難しめの問題も扱ってくれています。問題も割ときちんと作ってあります。

 

 

 

まとめて答えを丸写しするなんて非常にもったいない。というか、そもそもそんなもん勉強でも何でもないことは分かっているはずなので、普段からやりましょう。一番いいのは、学校で授業→家でワークをやるパターンです。毎日コツコツやれれば1日1~1.5hくらいで十分全科目やれるはずです。学校の授業は日々そんなに速く進むわけではないので。

 

 

 

塾のテキストの全マルも同じです。その日、遅くとも翌日までに全マルをやるようにして、さらに翌日宿題もやると授業のある日とそれ以外、ほぼ丸1週間毎日やることが出来るはずです(という設計にしています)。450点以上をキープしている子はこの手のことをきちんとやっていますね。ワークなんてまともにやっている子なんていないと思うでしょう?結構いるんですよね。学校の先生も見たら一発で分かるはずです。直前に写しただけか、普段からやっているか。そしてそれは確実に点数にでます。

 

 

 

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