勉強は団体戦
2024年01月10日
関校の自習時間グラフです。
長年塾をやっていてつくづく思います。受験は団体戦である、と。
きれい事を言う気はさらさらありません。どんな手を使ってでも入試で勝ちたい。
勉強で最も大変なのは「努力を継続すること」です。ほとんどの子はここに無駄な労力を割いていると思います。
努力すること自体は必要ですが、それが大変かどうかは人によって異なります。たとえば塾の自習室にいるのと家で1人でやっているのでは労力が全然違います。みんながやっている、やるのが当たり前の環境に身を置くのと、自分次第でいくらでもサボれる環境にいるのとでは、スタートラインが違います。
これを読んでくださっているお父さんお母さん、今の仕事を全部テレワークにして今まで通りのパフォーマンスを出していけるでしょうか。全て自己管理です。僕は無理です。出来る人がいたら申し訳ないですが、多分ほとんどいないと思います。
「仕事は人との繋がりがあるから仕方がないが、勉強は自己完結できるから一緒ではないだろう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、間違っています。勉強は自己完結出来ません。自分でコントロールすることも非常に難しいですし、コミュニケーションを取らなければ分からない物は分からないままです。
あれこれ「出来ない理由」を言う人、大人でも子どもでもたくさんいますよね。出来ない理由よりどうしたら出来るのか。どうしたらもっとパフォーマンスを上げられるのかを考えましょう。1人でがんばっている人、エラいですがエラいだけです。単なる自己満足です。
分からんところを恥をかきながら(別に恥だとは思いませんが)やっていける子が勝ちます。本気で勝つために「質問する勇気」とか「自習室より家の方がリラックス」とか、いります?