開智塾の自習室:夏休みにすべきこと(お出かけ編)2026年度版
2026年07月20日
過去に書いた内容とも重複しますが、お出かけの際にぜひやっていただきたいことです。
・旅行先の「しおり」をお子さんに作ってもらいましょう。(夏休み後に学校にそのまま提出出来ますし)
現地までのルート、混む場所、迂回路、SAPA、県名、県庁所在地、人口、主要都市、特産物、代表的な方言などです。お土産を事前に選定するのもいいですね!
大体wikiにでてますが、AIを使わない方がいいでしょう。
・大学に行く。特に国立大はほぼフリーパスで入れます(私大も大体入れますが)。結構家族連れもいます。大学見学の高校生とか普通にいるし、小中学生もOKです。昼間がオススメでお盆休みでなければ学食が開いているので、家族でご飯をめちゃ安く食べられます。ただ暑い・広い、車の乗り入れが出来ないところもあるので事前調べが必要です。例えば名大は車OK、東北大は不可、その代わり地下鉄直結とか。大学それぞれです。夏休みであまり学生がいないのが残念ですが、サークル活動をしてたりします。平日に行くとめちゃくちゃ外国人留学生がいます。名大とかすごく多い。大きい大学だと大学の中に博物館があり、場合によっては学部や学科単位で博物館を持っていたりします。マニアック過ぎて人がいないのでオススメ。
・これは個人的なオススメなんですが、旅行先の現地スーパーをぐるっと一回り。その土地その土地の変わった食べ物があったり、お盆近くだと変わった飾り物が当たり前のように置かれていたり、なかなか面白いです。上に書いた「しおり」の答え合わせも出来ますね。そして、現地の人の会話を聞いてみてください。岐阜から東方面はそれほど変わらない気がしますが、西は西濃、滋賀あたり、南は三重、北は北陸だとかなり言葉が違いますよね。北陸は関西だ。イオンだったら専門店街、フードコートもいいですね。8割方同じなんですが(丸亀製麺とか)、時々「見たことない店」を発見できます。
・文化施設を1カ所訪れる。これは明らかに「勉強のための半日」です。(が、涼しい、すいている、場合によっては親は待機でもOKな安心感があるなんて点でも実はちょっとオススメです。全部ついて回ったら大変ですもんね💦)もし一緒に回れたら、教科書に載っていた知識をお子さんに話してもらって、ほお~今どきの教科書はそうなのか!みたいな話をしてみてください☺
というわけで、関連して、今回は科目に合わせた施設を探してみました。説明はwikiやチャッピーの要約ですので、リンクから一度調べて「しおり」に入れておきましょう。無責任でスミマセン。
国語(古文)
1.宇治市源氏物語ミュージアム
京都府宇治市。
源氏物語の宇治十帖、平安貴族の暮らし、装束、牛車、建築などを、模型や映像で学べる。古文の文章だけでは想像しにくい寝殿造や身分関係、男女の交流方法が具体化する。
学習テーマは、源氏物語、平安時代、敬語、古典常識。がっつり古文の世界です。
平等院や宇治上神社と組み合わせれば、国語と社会をまとめて学べる。(宇治市公式サイト)
コメント ここは実際に行ったことがあるのですが、それほど大きくないですし、近くに宇治抹茶の専門店がたくさんあっていい感じです。平等院が近かったような。違ったらゴメン。
2.嵯峨嵐山文華館
京都市嵐山。
藤原定家と小倉百人一首を中心に、日本画や和歌文化を扱う。百人一首全首を確認でき、歌人、時代背景、掛詞、枕詞などの学習につなげやすい。
学習テーマは、和歌、百人一首、古語、修辞技法、鎌倉文化。
渡月橋、天龍寺、野宮神社と組み合わせると、古典世界の地理感覚まで補える。(samac.jp)
3.博物館明治村
愛知県犬山市。
夏目漱石・森鷗外住宅をはじめ、本物の明治建築が移築保存されている。明治文学に出てくる書生、洋館、汽車、郵便、学校、官庁などを、文章上の知識ではなく空間として理解できる。
学習テーマは、夏目漱石、森鷗外、近代文学、文語文、文明開化。
国語施設としても社会施設としても非常に強い。家族旅行としての完成度では、この15施設の中でも上位。(MEIJIMURA)
コメント 言わずとしれたなんですが、安近短ということで。短は違うか。この中の北里記念館(だったかな?)は、ホンモノを解体・移築しているのですが、完成記念式典にお呼ばれして出席してきました。北里大学の理事長、学長と名刺交換しました。北里柴三郎がお札になる何年も前のお話。
入場料が意外に高く、大人2200円子ども500~1200円なんですが、メルカリに株主優待券が300円で出ているのがポイント。1年中でてます。
数学
数学単独の博物館ほぼないので、数式が実際の現象にどう使われているかを体験できるという意味で科学館を。
1.FUJIなごや科学館
愛知県名古屋市。
旧名称は名古屋市科学館。振り子、歯車、錯視、速度、電気など、数学と物理の境界にある展示が多い。グラフや比例・反比例を、実際の現象と結びつけて考えるのに向いている。
学習テーマは、比例・反比例、関数、確率、図形、速さ、単位換算。
岐阜からの近さを含めると、最も利用しやすい科学館の一つ。大型プラネタリウムもある。(名古屋市防災情報)
2.浜松科学館みらいーら
静岡県浜松市。
音、光、力、宇宙、自然などの体験展示が中心。浜松らしく音や光に関する展示が充実しており、振動数、周期、波、比率といった数学的概念につなげやすい。
学習テーマは、周期、グラフ、比、図形、測定、データ分析。
数学が苦手な子でも、計算問題ではなく現象から入れる点がよい。浜松駅から徒歩圏内にある。(浜松科学館 Hamamatsu Science Museum)
3.大阪市立科学館
大阪市中之島。
宇宙とエネルギーを中心とした科学館。惑星の軌道、時間、距離、電力、エネルギーなど、大きな数や指数、単位、グラフを実感しやすい。
学習テーマは、円、軌道、指数、速度、距離、エネルギー計算。
中学生なら、展示を見ながら、どの量とどの量が比例しているかを考えさせると、数学の外出学習になる。(大阪市立科学館)
コメント 「科学館」系の施設は、鮮度が命だとおもうのですが、古いままのところがあるので注意です。「岐阜市科学館は改装してる?古いまま?」とかチャッピーに聞くと教えてくれます。
理科
1.岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
岐阜県各務原市。
航空機の構造、揚力、エンジン、ロケット、人工衛星、宇宙探査まで扱う。実機と実物大模型が多く、航空と宇宙を一体で学べる専門博物館である。
学習テーマは、力、圧力、作用反作用、気体、燃焼、宇宙、人工衛星。
各務原から非常に近く、中学生以下は入館無料。家族で気軽に行ける理科施設としては最優先候補。(〖空宙博〗岐阜かかみがはら航空宇宙博物館公式ウェブサイト)
コメント 意外に各務原市民以外は行っていないのでは・・・?という気がします。僕は行ったことがないです。小中学生時代も学校の遠足などで行ってないので今度行ってみたいなと思います。
2.滋賀県立琵琶湖博物館
滋賀県草津市。
琵琶湖の成立、生態系、淡水魚、水質、地層、人間生活との関係を総合的に学べる。水族展示だけで終わらず、地学、生物、環境問題を横断できる。
学習テーマは、生態系、食物連鎖、外来種、地層、水質、環境保全。
教科書の生態系分野が、一つの湖を舞台に全部つながる施設。(美和博物館)
コメント 近いものとしてはアクア・トトがあるのですが、多分これを見てくれているほぼ全員がアクア・トトリピーターだと思うので、ちょっと違ったところで。
特に琵琶湖は、かつての「赤潮」の経験から、環境系の展示にも気合いが入ってます。どちらかというとほぼ水族館ですね。
3.岐阜県博物館
岐阜県関市。
恐竜、岩石、化石、動植物、岐阜県の自然史を扱う。関市から非常に近く、軽い家族外出として使いやすい。
学習テーマは、化石、地層、進化、植物、動物分類、岐阜県の地質。
講演会や親子向けの博物館教室なども実施されているため、通常展示だけでなく、イベント日に合わせて行く価値がある。(岐阜県博物館)
コメント ここは逆に関市民以外はあまり行かないんじゃないでしょうか?僕も行ったのは大人になってこの仕事を始めてからです。骨とかビカリアとかの展示もあるんですが、裏山の中に理科で習う石(花こう岩とか閃緑岩とか)がほぼ全部配置されていたと思います。あと子ども向けイベントが頻繁にあります。
各務原イオンから下道で30分弱くらいです。さらに1時間くらい行くと上之保温泉とか。遠いか。
社会
1.岐阜関ケ原古戦場記念館
岐阜県関ケ原町。
関ケ原合戦を、東軍・西軍双方の動き、地形、武将、政治情勢から理解できる。合戦を単なる武将名の暗記ではなく、全国支配をめぐる政治過程として見られる。
学習テーマは、豊臣政権、徳川家康、関ケ原合戦、江戸幕府成立、地形と戦略。
最初に記念館で合戦全体を把握し、その後に石田三成陣跡や徳川家康最後陣跡などを回る順番がよい。
コメント ここも行ったことがあるのですが、展示内容は正直あまり覚えていないです💧陣形とか甲冑とかあったような、好きな方にはたまらないかと。
それもそうですが、古戦場跡が広く、「〇〇軍陣地跡」みたいなのが点在しています。全部歩くと大変なので車でぐるっと。近くの小学校(関ケ原小学校だったかな?)のグラウンドから眺めた夕日が美しく印象的です。(あ、もちろん児童が誰もいないタイミングですよ💦)
2.1.トヨタ産業技術記念館(名駅則竹イオンの方)
愛知県名古屋市。
繊維機械から自動車生産への移行を、実際に動く機械で見られる。日本の工業化、企業発展、技術革新、分業、生産ラインを理解するには極めて優秀。
学習テーマは、近代工業、繊維産業、自動車産業、中京工業地帯、技術革新。
地理の工業分野と、歴史の産業革命以後がつながる。トヨタグループ発祥の地に残る工場建築自体も産業遺産である。(トヨタ産業技術記念館)
2.2.トヨタ博物館 | 世界のクルマの進化と文化をたどる博物館(長久手の方)
こちらは、より「車」中心。といっても、トヨタ車だけを展示する企業博物館ではなく、世界の自動車がどのように誕生し、発達してきたかを扱う自動車史の博物館。欧米車、日本車を含む歴史的車両を、実車を見ながら年代順に学べる。
クルマ館では、19世紀末の自動車誕生期から現代までの車両を展示している。メーカーをトヨタに限定せず、フォード、メルセデス・ベンツ、ロールス・ロイス、日産、ホンダなど、国内外の代表的な車を比較できる。
トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館との違い
トヨタ博物館は、完成した自動車を見ながら、世界の自動車史と文化を学ぶ場所。
トヨタ産業技術記念館は、繊維機械や自動車部品、生産工程の実演を通して、ものづくりの技術と産業史を学ぶ場所。
子どもの学習目的なら、次のように使い分けられる。
・車そのものが好き、昔の名車を見たい
→トヨタ博物館
・機械が動くところや工場の仕組みを見たい
→トヨタ産業技術記念館
社会科の工業分野に直接つながるのは、産業技術記念館の方がやや強い。一方、自動車の歴史や文化、デザインまで広げるなら、トヨタ博物館の方が充実している。
コメント トヨタ博物館には行ったことがあるんですが、基本的に「眺める施設」なので、体験的なことはあまりない気がします。車好きのための施設ですね。
関係ないですが自作の「豊田AA」(豊田時代の国山初号車)貼っときます。誉めて!
3.野外民族博物館リトルワールド
愛知県犬山市。
世界各地の家屋、衣服、食文化、宗教、気候への適応を実物規模で比較できる。単なる外国テーマパークではなく、文化人類学系の野外博物館。
学習テーマは、世界地理、宗教、民族、気候、衣食住、文化比較。
寒冷地、乾燥地、熱帯地域など、それぞれの気候と家屋構造の関係を見ると、地理の学習効果が高い。
コメント ここは食べ物もキチンと下調べしていきましょう、ですよね!常設の「万博」みたいなもんです。ここが換算としているのはホントにもったいないと思います。もっと行くと楽しめるでしょうが、ただ、広い・・・。
英語
1.野外民族博物館リトルワールド
愛知県犬山市。
社会と重複するが、英語学習との相性もよい。各国展示を見ながら、国名、食べ物、衣服、宗教、住居を英語で説明させられる。
学習テーマは、国名、比較表現、形容詞、食文化、紹介文。
帰宅後に、次の3項目を英語で書かせれば、立派な英作文になる。
・一番印象に残った国
・日本との違い
・そこで食べたもの
社会と英語を同時に扱えるため、5科目学習旅行という趣旨にはかなり合っている。
2.TOKYOGLOBALGATEWAY
東京都江東区・立川市。
海外の街並みを模した空間で、買い物、旅行、レストランなどの場面を英語で体験する施設。学校団体向けだけでなく、個人参加型のプログラムも設定される。
学習テーマは、会話表現、買い物、道案内、注文、自己紹介、聞き取り。
博物館というより、英語を使用する職業・生活体験施設に近い。英語を実際に使わせる力では最も強い。
3.ブリティッシュヒルズ
福島県天栄村。
英国の建築、食事、生活文化を再現した宿泊型施設。外国人スタッフとの会話や英語レッスンを含め、国内留学に近い体験ができる。
学習テーマは、実用英会話、英国文化、テーブルマナー、異文化理解。
岐阜からは遠いが、1泊または2泊の本格的な家族旅行としては別格。英語だけでなく、イギリスの歴史、建築、食文化まで含めて学べる。
4.街中で外国人に話しかける。
どこでも出来ますが駅の待合とかいいですね。お子さんだけでやらないよう注意してください!旅の恥はかきすて、下手でも通じなくてもOKです!
他にも「こんなの良かったよ!」ってのがあったら教えてくださいね!☺
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