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「夏休みですごく変わった」

あるお母さんから連絡を頂きました。

「この夏休みで成長を感じた」、とてもうれしいです。

 

 

今の学校は宿題もなければ教科書すら持っていない(学校に置きっぱなし)のが当たり前になっていますので、小中学生は怖いですよね。

 

 

天下国家を論じる立場じゃないですが、日本の将来はどうなってしまうのやら・・・と心配になってきます。

 

 

特に気をつけていただきたいのは、いい高校に行ける=いい大学に行ける、ではないことです。むしろ全然違います。

 

 

上位進学高の子は痛感していると思いますが、高校に入ってからの勉強量ってハンパないです。高校がどうにかしてくれると思ったら大間違いです。岐高でも関高でも、下3分の1は国公立は不可能です。しかも高校に入ってついていけないのは、能力差というより単なる勉強量であったり暗記の訓練であったり、「基礎体力」的なことが原因になっていることがほとんどです。

 

 

中学でそれほど勉強しなくてもそれなりの高校に入れるから頭がいいのは確かなんですが、もったいないですよね。ちょこっとやったくらいじゃどうしようもない。頭のいい子たちがさらに量で凌ぎを削る世界なんです。

 

 

高校に行くと英語、数学、国語がそれぞれ2科目ずつになります。そこに物理や社会が入ってきます。大変ですよね。覚えることはたくさんあるし、数学や物理も解くのに多大な時間が必要です。練習していくなかで自然と公式が頭に入っていくくらいには勉強が必要です。

 

 

中学生で考えると、430点の子と460点の子では、勉強時間で1.5~2倍くらい違います。高校に入るとその勉強時間の差がそのまま点数差になります。中学と違うのはそこです。僕らはそれが分かっているので、中学であと10点20点を追いかけ続けるのです。

 

 

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