ノーベル賞
2024年10月11日
ノーベル平和賞に「被団協」(日本原水爆被害者団体協議会)が選ばれました。
ノーベル賞は、「生理・医学賞、物理学賞、化学賞、文学賞、平和賞、経済学賞」の6つがあります。その分野において大きな功績があったとか(決定の経緯は公開されない)が受賞理由です。
が、平和賞は実はちょっと毛色が異なります。昔からですが、「その時々の世界情勢を意識した政治的メッセージ」が込められているようです。(賛否両論)
Q 授賞が疑問や反発を呼ぶこともあるのか。
A 平和賞には、誰もが実績を認めるわけでなくても、その人の活動を後押(あとお)しする側面もある。「核なき世界」などの理想を掲(かか)げたオバマ米大統領が就任から間もない2009年に受賞したのが例として挙げられる。また、近年は人権関係での授賞が目立つ。人権抑圧(よくあつ)が批判される国で、体制に抵抗(ていこう)して人権を守ろうと闘(たたか)う人に贈られる場合、当然その国の政府にとっては面白くない。2010年に中国の劉暁波(リウシアオポー)氏が獄中(ごくちゅう)で受賞した後には、中国がノルウェー産サーモンの通関規制を強化してシェアを大きく落とす対抗(たいこう)策に出た。
確かに、「被団協」は昨日今日できた組織ではありません。そして原水爆禁止への訴えも、それこそ何十年も続けてきました。
それがなぜ今、受賞に至ったのか?
それだけ核廃絶がうまく行っていない、むしろ拡散している状況にあると言えるかもしれません。
あ、くどいようですがこのブログで何かメッセージ性のあることを書くことはありません。あくまで「そういう見方もあるんだな」と知識を広げるきっかけになればと思っております。
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そういえば、衆議院解散・総選挙・・・そのあとの流れ、中3のみなさん大丈夫ですか?
教科書に書かれていることがリアルタイムで起こっているのでよく見ておきましょう。こういうタイミングだと定期テストで出やすいです。入試はあまり関係ないです。過去の経験上。
教科書には政治的なことはあまりない・・・と思いきや、実際はそうではなく、結構しっかり「現在の状況」が載っています。
自公連立政権とか、北方領土、尖閣諸島、竹島などはしっかり教科書知識で習うようになっています。
(岐阜は・・・という言い方がいいのか分かりませんが)今の保護者のみなさんが中学生だった頃は、多分もっと授業に政治的な「偏り」があったとおもいます(先生が自分の政治信条を刷り込もうとする「アレ」な授業ですね)が、近年かなりフラットになってきた感じがします。一方で教科書では現状に照らして具体的な政治状況、国際状況が書かれていますので、普段のニュースなどもできれば家族みんなでみて少し話をするなどしていただけるといいかなと思います。