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テスト直前とテスト後

これから中学・高校と、じゃんじゃん中間テストに入っていきます。

 

 

最近、ほんっっとにギリギリになって慌てている子は少なくなってきた気がします。いい傾向です。

 

 

他の塾長先生に聞くと、「テスト前なので塾を休んで家で勉強します」という子がいると嘆いておられましたが、幸い開智塾ではもう何年もそういったことを聞かなくなりました。

 

 

テスト前1週間、開智塾では「ツメの作業」をします。過去問だったり出やすいポイントだったり、最後の暗記テストだったり。(高校生だとテスト勉強&質問の時間をとって個別対応するってのも必要ですね)

ちなみに、極力学校ごとの範囲やテストの日程そのものにも配慮しますので、「もう数学終わったんですけど」って日は、数学じゃなく他の科目をやるなど柔軟に対応します。

 

 

そう言うのを蹴っ飛ばしてまで家で勉強をした方が効率がよい人は多分いないと思います。それができるならそもそも塾は必要ないわけで。

 

 

ということは、直前にやるのは学校のワークの白紙に答を書き写す作業とか、そういう意味のないものが大半なわけです。気の毒な。そういうひとが開智塾にいなくてよかったなとおもいます。

 

 

中学生はこの時期は

・テキストの全マルが終わっている

・学校のワークが終わっている

 

が理想の状態で、そうするとやる事は「以前に間違えた所の解き直しや、覚えにくいものの覚え直し」に絞られてきます。ですので、実戦練習ということでカコヨソに集中するってのがトップクラスの子たちのやり方です。

 

 

実際、昨年度岐高にいった子たちはほとんどこうした動きができていました。「早い段階でカコヨソを終わらせたからもっと前の年度のカコヨソください」って言って来た子は全員岐高にいきました。

 

 

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テスト後は、もっとデキル・デキナイの差が顕著になります。

 

 

「やっぱりできないなぁ」って子は、テスト後に自習室に来なくなります。(僕は高校時代こっちでした)

 

 

デキる子は、テスト前も後も関係なくいつも通り23時までバッチリ勉強するって習慣を続けています。普段からそうしているからテスト前に慌てる必要はないし、そもそもよく出来るので中間テストくらいでは困らないんですよね。高校生でもこれは同じです。

 

 

今この歳になってわかりますが、高校の中間・期末テストは簡単です。デキる子からしたら「確認テストレベル」です。問題を見ると「これができないとなると大学入試はとてもじゃないけど無理だな・・・」ってのが中間・期末テストなのです。

 

 

学校のテストが難しい状況に陥っていることを責めるつもりはありません。むしろ自分もそうだったので、気持ちはすごくわかります。焦るのもわかるし、「今度こそちゃんとやろう」って思いながらやっぱりできないで自己嫌悪・・・の繰り返しになっちゃって自信喪失していくのもよく分かります。

 

 

改善するには勉強するしかないのですが、自分だけでなんとかしようと思わないでください。たいていの子が自力でなんとかなるレベルではないと思います。が、他力を利用すればなんとかなります。ここが復活出来るかどうかの分かれ目だと思います。

 

 

最後に、これがとても大切なんですが、志望校は下げないでください。

 

 

成績が振るわず志望校を下げるのは、一見妥当な話な気がしますが全く違います。現状を変える気がないから目標を現状に合わせてしまっているだけです。変えるべきは目標ではなく現状です。

 

 

大学入試で妥協した人間は一生妥協し続ける

 

これ、結構当たってると思います。少なくともそういうひとをたくさん見てきました。まぁ本人幸せならそれでいいと思いますけど。

 

 

 

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