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思いがけないところで間違える超級英語数学の秘密

中学生の授業で「超級英語・超級数学」を毎月やっています。

 

普段の授業では扱わない、ちょっとレベルの高めの問題をやるのですが、一番の目的は「難しいぃ~どうやってやるんだこれ??」と、四苦八苦してほしいという点にあります。

 

学年1桁クラスの子って、たいてい「ほとんど知ってる・できる」状態で勉強をしていて、単に「ミスを出さない」勝負になってて結構つまらないんですよね。「ミスらない勉強」も大切ですが、「思考力をぐわんぐわん働かせる」勉強を月1回くらい頑張ってほしいわけです。学年10~20番くらいの子が輝くような解答を出してくることもあって、大きな飛躍のきっかけになったりもします。(難しい問題wをやるときの方がミスが減るというのもまた面白い現象です)

 

それはそれとして、やった後に間違っていたところを自力で直して講師に○をつけてもらう、分からなかったら聞くという「全マル」自体は超級でも同じようにやるのですが、結構「思いもよらないミス」がそこで発見されたりします。

 

中1英語でわかりやすい例を出してみます。

歩く ○walk → ×wolk

(働くworkとごっちゃになってる)

なんてのがよくあるんですが、できる子なんかは意外にこれに気付かなかったりします。

 

自分では合ってるつもりで

あい うおーく つー スクール

I wolk to school.

なんて書いちゃいますよね。間違ってますけど。本人は合ってるるつもりで書いてます。

 

で、答え合わせて

「あい うおーく つー すくーる」

って聞いて、「あ、合ってた。○」ってやっちゃうわけです。

 

思った通りの答を聞くから、そりゃ○にしちゃいますよね。

 

上位層に結構ありがちなミスです。

 

テストが返ってきても、ちょっと減点されるだけだからなかなか気づけない。

 

だから、人の目が必要になってきます。

 

 

他の人の目があると、「あれ?なんか変」ってすぐ気づけます。見たことない文字列なので、すごく違和感があるんですね。

 

 

今週は1週間ずっと一人一人のプリントを全部端から端まで見て、こうした間違いをたくさん発見して直してもらいました。戻された子は「う、めんどい・・・」って思ったかもしれませんが、こうした地道なミスの発見はとても大切なので、「自分が思った以上にミスがある」ということ、大事にしてくださいね。

 

 

プリントには一人一人コメントを書いてますので、目を通してくれるとうれしいです☺

 

 

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