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保護者相談室:「本を読まない」→小中学生には読書の時間を作ってほしい

定期的に上がってくる話題、2026年度版です。

 

「全然本を読まなくて」という話をよく伺います。

本を読むのは、まずは国語の対策になります。

そしてさらに大きなこととして、「知的なバックグラウンド」になります。「教養」という言葉に近いのですが、「教養+好奇心=知的バックグラウンド」と思っていただければと思います。

 

読書の時間をどう作るか。お忙しい方のために結論を先に書いておきます。

・塾の自習室でお迎えまでの時間を敢えて15分延ばして読書タイムにする

・そもそも自習室は読書OK

・朝起きたとき

・家族で週1回喫茶店=読書タイムを作る

 

ポイントは、

・読書をする気になるのを待つのではなく、先に時間を確保すること

=強制的にスマホから離れて読書の時間を作ることです。

家族みんなで15分、デジタルデトックスは超強力です。ぜひ。

 

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以下、本編をダラダラと。

 

 

最近すごく成績が伸びた中3生。一気に50点くらい上がりました。その子の普段の発言です。

「あ、だからイラン侵攻したのか!」

「それってビッグバンとつながります?」

「△△という話を見たので将来はそっちに行こうかなと思ってます」

「ブラックホールって穴じゃなくて天体ですよね!?」

(話の内容が多少違いますが大体こんな感じです)

 

興味・知識の分野が理系文系時事、色んなところにまたがっている上に、今の勉強にも話がどんどん結びつき、果ては将来のことにまで関連して考えています。

 

読書はもちろんのこと、ネットの記事やテレビのニュースなど、普段何を見ているかよく分かりますよね。これが「知的バックグラウンド」というやつです。このタイプの子はどこかで歯車がかみ合うと、加速度的に成績が伸びます。もちろんそれが全てじゃないんですけどね。一気に伸びる子のなかにそういう子がいるという話です。

 

(ちなみに、このタイプの子はNHKの『映像の世紀』を見ている率高いです)

 

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読書=国語対策、という話に戻しまして。

 

具体的な設問に対してどう答えるかなどの技術的なところは授業中にやるとして、それ以外のところで日常的にやれることとしていくつか。

 

 

そんなわけで、まず読書です。本を読んだからと言ってすぐ点数があがるわけではありませんが、読まない子は確実に弱いです。漢字や語彙力が弱いこと、そして長い文章などを構造的に理解する力が育ちません。

 

 

そこで、中1くらいまでのお子さんには今からでも遅くないので読書をさせるようにしてあげてください。なかなか読めと言っても読まないでしょうから、塾の自習室で必ず15分でも30分でも「勉強の一環として」読んでくるようにしていただけると良いと思います。読んだフリが出来てしまいますので、時々チェックして頂けるとありがたいです。あくまでも勉強なので。

 

「朝30分くらい勉強してから学校に行く」というすごい子の場合、ひょっとしたらその30分は読書でもいいかもしれません。こうした習慣をつけるのは、早ければ早いほど良いと思います。

 

 

読む本ですが、新潮の100冊をおすすめします。

・・・といいたいところですが、まぁ見てくださいよ、新潮社のサイトを。

 

新潮文庫の100冊 2026

 

100冊の内容が全く確認できない挙げ句に、小さなリンクでトップページに飛ばされるだけという、「ホントに売る気あるのか?」という、あんまりなサイトです💢💢

 

 

とりあえず本屋さんに行ってくれってことだと理解しておきます。それはそのとおり。

本屋さんは「本を売る場所」と同時に「自分以外の世界と出会う場所」でもあります。

行ってみて、表紙を見て手に取って、中身を見て、買って読んでみて、、、

これも読書体験ですよね。

 

新潮の100冊ですが、最近の流行作家はもちろん、やはり重鎮というか、歴史的な名作もしっかり押さえてくれていますので、非常にいいラインナップだと思います。面白い物そうでない物いろいろありますが、1年かけて100冊読むみたいなことが出来ると最高です。

 

新潮以外にもこうしたフェアを実施していますが、古典名作を抑えている具合からすると新潮が1番いいと思います。(と、思います。なにせラインナップが分かんないので💢)

 

 

 

ただしこれらは全て小説ですので、評論(説明文)読解にはちょい弱いです。

そこで、「新書」です。本屋の、普段ほぼ行かないコーナーにあるちょっと縦長の本です。

↓これ系のやつですね

 

堅い本ばかりと思いきや、

意外に↓こういうのもあって

 

政治宗教からサブカル・アイドル・アニメまで、多様なジャンルを「その道に詳しい」人が一般向けに書いてくれています。

 

国語の「説明文」、実はこういうところから持ってくるんです。

 

 

ちょっと面白いサイトを見つけたのでついでにどうぞ。

4D本棚 | 新書マップ4D(スマホだと辛いかも)

このサイト、実はすごい人たちが作っているすごいサイトです。

作り込み具合とか更新頻度とか、とんでもないです。

オススメはサイトの下の方にある「テーマリウム」

 

 

以前にも紹介していますが、

 

中公新書(オタク・大人向け)

岩波新書(高校生ならいけるか?)

講談社現代新書(結構読みやすい、中学生もいけるかも)

集英社新書(比較的易しめなものも多い)※

講談社ブルーバックス(理系好きなキッズに)

※集英社新書は内容的にかなり主張の強い本も含まれていますので、中学生や小学生が読む場合は保護者の方も一度目を通していただくと安心です。

 

また、この「ジュニア版」もありまして、ざっくり分けると

 

小学生向け:青い鳥文庫・みらい文庫
中学生向け:岩波ジュニア新書・ブルーバックス
高校生向け:ちくまプリマー新書

 

のイメージです。

ちょっと詳しく↓

 

王道
岩波ジュニア新書。中高生向け新書の元祖。社会・歴史・科学・哲学まで幅広い。高校入試〜大学受験の土台になる本が多い。

理系なら
講談社ブルーバックス。ジュニア向けではないが、高学年〜中学生でも読めるものが多い。開智塾の理系好きキッズなら結構刺さるかも。

児童書と新書の中間。講談社青い鳥文庫、小学生向け中心。名作やノンフィクションもあり。

集英社みらい文庫。エンタメ寄り。読書習慣の入口としては強いので全く読まない子向けでもいけるかな。

ちくまプリマー新書。個人的にはかなりおすすめ。「ジュニア新書」とは名乗っていないが、高校生向け教養書としては非常に優秀。社会学・哲学・歴史・科学など多岐にわたり、名大志望クラスの問題文として十分読める。

 

などなど、他にも各社新書ブランドを持っていますので、本屋さんで面白そうな物を手に取って見てみると良いと思います。1冊2日もあれば読めます。近隣だと各務原カルコス、未来屋書店(イオン)あたりがたくさんそろえてくれています。

 

 

紀伊國屋書店:「新書大賞2026」受賞作 発表!(2026/2/10)

中央公論がこんなんやってました。↑リンクしてます。

本屋大賞みたいに人気になるといいね!(・・・なるか?新書で)

 

 

あ、本屋さんに並んでいる新書は、「新書」って名前の割には結構古い物も多い(売れないし・・・)ので、背表紙をめくって出版日を確認して新しいものを読みましょう。

 

 

 

塾の本コーナーには、そうした本はもちろん、小中学生にも読みやすい児童文学や、逆に素人お断りな専門家向け業界誌、大学入学して最初に買う教科書も置いていますので、ぜひ読んでみてください。つまるつまらないではなく、勉強として読みましょう。

 

 

 

また、漢字や語彙力を手っ取り早くきたえるには漢字検定の勉強がいいと思います。漢字検定の級自体は入試にプラスになりませんが、○級に合格するとか、○級はだいたい中学生くらいの内容であるとか、勉強しやすいのは確かです。ただ漢字を書くだけでなく言葉の意味もそれなりに分かっていないと書けないので、何かと勉強になります。

 

 

それともう一つ、大事なことを付け加えておきます。

 

口数が少ない子も国語は弱い傾向にあるように思います。3者面談などをする際に、お子さんに質問をしているのにお母さんが答えてしまうような傾向があるとどうしてもお子さん自身がしゃべらなくなるようです。

 

お子さんが一緒にいる場では、できるだけお子さんにしゃべらせてあげるようにしてください。面談でもそうですし、家族でお出かけしたときなどの店員さんとの会話など、できるだけ機会を見つけてお子さんが発言する場を設けることは大切だと思います。

 

 


「開智塾の自習室」の記事はこちら

→ 開智塾の自習室


保護者相談室の記事はこちら

→ 保護者相談室


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