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今回は数学が上がって社会が下がったみたいな現象

なかなか点数が伸びない子にもいろいろパターンはあるのですが、タイトルのように「こっちが上がったらこっちが下がる」というのが一番多いのではないでしょうか。

 

 

 

「前回数学が取れなかったからがんばった!数学上がった!でも社会がね~」みたいなかんじで、結局トータルの点数がそんなに変わっていないってヤツです。

 

 

 

ちなみに、トータルの点数が前回比±20点くらいは誤差の範囲内です。もちろん着々と上がって行ってるなど、個別に見て「いいね👍」って場合もありますが、ほとんどが5点上がった10点下がったみたいな話で、これは誤差の範囲内です。

 

 

 

さて、合計がなかなか伸びない原因は、「今回は数学をがんばった(ので社会の時間を削った)」ってところにあります。合計点数は、全体のパイを大きくしない限りどうがんばっても変わりません。問題集を買ってみるとか塾を変えてみるとかいろいろ考えたくなるんですが、特に400点±30点の範囲内にいる子は、勉強方法が原因ではありません。勉強時間です。

 

 

 

ここ、誤解されやすいところですが、合計が平均点を切るとかになってくると「勉強法」の問題「も」大きく絡みます。そもそも何をやっているのかを考え直さなければなりません。(たいていは好きな科目しかやっていない、ってのが結論ですが)

 

 

 

それに対し400点あたりの点数を取っている子は、もう理解はおおよそできているのであとはどれだけ覚え、ミスをなくしていくかにかかっています。これには多大な時間を必要とします。

 

 

 

 

トップアスリートが基礎練習をおろそかにするでしょうか。そんなことはないですよね。必ず素振りもやるし基礎体力作りもやるはずで、そこに大きな時間を割いているはずです。その上でトップアスリートなりのコーチがいて練習をしていくはずです。

 

 

 

それが、400点クラスの子たちの状態です。コーチはここにそろっています。やるメニューも400点クラス用のメニューがそろえてあります。あとはそれを時間を掛けて着実に実行していくだけです。これには絶対的な時間が必要になります。基礎をやりながら、さらにレベルの高いことをしていくのですから当たり前です。

 

 

合計点数を伸ばしたかったら「前回良かった社会はそのまま維持して、さらに数学を増やそう」にしてください。そこで初めて「追加で何に力を入れてやったら良いのか?」って話が出てくるのです。この点は個別に事情が異なるでしょうから、個別に対応していくことになります。それが開智塾の方針です。

 

 

 

結論。勉強は質か量か?両方です。京大、東北大、名大、中央大、東京理科大の開智塾講師の一致した意見です。異論があればどうぞ。

 

 

 

と、ここまで書いておいてもう一つ実は重要な要素があります。それは勉強の順番です。暗記を先にやりましょう。暗記についてはいろいろ書いてありますのでぜひ下記を参考に!

 

・次のテストまで考えて最初に暗記をキチンとやっておきましょう。

 

暗記物をいつやるか | 開智塾丨各務原・関・美濃・美濃加茂・富加の進学塾 (kaichijuku.jp)

 

・1週間スパンで考えても最初に暗記をやりましょう。

 

暗記テストの準備とか | 開智塾丨各務原・関・美濃・美濃加茂・富加の進学塾 (kaichijuku.jp)

 

・1日の勉強の中でも暗記物を最初にやりましょう。

 

1日の勉強時間で、最初に暗記科目をやった方がよい | 開智塾丨各務原・関・美濃・美濃加茂・富加の進学塾 (kaichijuku.jp)

 

・暗記の仕方

 

暗記の方法2023決定版 | 開智塾丨各務原・関・美濃・美濃加茂・富加の進学塾 (kaichijuku.jp)

 

 

よく読んでいただければ(全部読んでくださる方は果たしていらっしゃるのか・・・)開智塾がどういう考え方で運営されているか分かっていただけると思います。

 

 

物にするまでは大変です。が、してしまえば成績はぐんぐん伸びます。保証します。大変ですからすぐに出来るわけではありませんが、もし今回テストがいまいちだったと言う方は上記を参考にしてみてください。いつでもご相談ください。具体的に何をやるか、いつどうやってやっていくか、どう管理していくのかまで個別にお話ししていますよ!壁に貼ってあるでしょ、アレですアレ!

 

 

 

 

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