消えるFラン大学
2019年12月30日
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiwatarireiji/20191229-00156967/
長いので簡単に要約すると、「ランクがつけられないくらい偏差値の低い大学が、偏差値アップにより偏差値がつけられるようになった」と言うことだそうです。ランクアップにより、底辺大学が減ってきたということ。名前を出された大学にとっていい記事なのかどうなのか。
子どもの数が減っているのに、なぜ?という方は↓こちら
https://toyokeizai.net/articles/-/261124?display=b
開智塾的にはあまり関係ない偏差値帯の大学ばかりですが、なにが言いたいかというと東京富士大学というのは鉄腕!DASH!!で池作った大学ですよ、と。有能な広報がいるってことでしょうね。そんな大学がまず生き残っていく。昔からの名前はやはり強いのですが、そこに食い込む大学も出てくる。
あと、これはあえて厳しく書いておきますが、文中に「芸術は小学校スタートで遅い」という記載がありますが、本当です。中学高校でちょっと絵がうまい程度の人には、仕事はありません。大学はありますけどね。これが怖いところです。芸術で生きていくなら、公立小に通ってるようじゃダメです。スポーツも同じです。
ただし、道がないわけではないので場合によってはご相談ください。
芸術系に限らず、「こんな大変な環境で大学に受かったのに、いい会社に入れるとは限らない」のも現代の怖いところ。今は好景気です(意外!)。で、売り手市場(学生優位)です。なのに、いい会社にはなかなか就職できない。
今後景気後退局面に入り、一気に企業の採用は絞られていくでしょう。それを乗り切るには高偏差値だけではダメです。大学に入ってからどれだけ自分に投資したかです。(理系だと院卒はいまや当然ですしね)
…という話を、授業内でよくしています。大変な時代です。よくよく覚悟しておかないと。