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新しい地図(通知表)

 

 

↑すごい!

 

 

 

通知表が配られる時期になりました。もらった人は塾に持ってきてくださいね。ファイルして個々の面談などなどに用いていますので。

 

 

 

ところで、お気づきになった方も多いと思いますが、小中学校の通知表の評価項目がスッキリしています。基本、各科目3項目です。それぞれABCの3段階評価(が点数化されて)合計点で5段階が決まります。

 

 

 

文科省サイト

新学習指導要領の全面実施と学習評価の改善について

(余談ですが、学習指導要領などはキチンと日本国憲法、教育基本法に基づいて全て検討されて文章化、法制化されています。現場での個々の事象はいろいろあれど、全体として学校はどっちを向いているのかというのはこのファイルを見れば分かるわけです。)

(余談2:こういうものを考えたり研究したりするのは教育学部教育行政学科とか学校教育学科のあたりです。)

 

 

 

 

各科目の評価項目の例は↑の35pあたりに出ていますが、以前と大きく異なることとして

 

知識・技能

思考・判断・表現

主体的に学習に取り組む態度

 

という並びで、これは以前と上下が逆になりました。

 

つまり、

 

授業の「入口」は知識・技能を身につけることで、

それが思考判断表現につながって、

最終目標は意欲に結びつけること

 

 

となり、誤解を恐れず言うならば「まず知識技能あって意欲に結びつく」わけですから、ゆとり教育からの脱却がより鮮明になった感じですね。

 

 

(余談3:開智塾的には、もうずーーーっと前のゆとり絶頂期から「知識技能があって、点が取れて初めて意欲が出る」と言い続けてきていますから、やっと時代が追いついて来たと思っています。フフフ)

 

 

 

ただ、こうした教育目標の設定や理念はともかくとして、高校入試に内申点が数字として評価の土台に載るのは間違いありません。要するに点数を取ってナンボであることは変わらない訳です。

 

 

 

小中学校の通知表で点を取るためには何が必要かというのは、やはり変わらない訳です。同じ事をこれからも言い続けていきます。

 

 

 

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