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小学生の(そして中学生も)目標設定

小学生は、そして時には中学生も小学生の習慣そのままを引きずっている子がいるのですが、目標設定を期間で分けて考えた方が良いです。

 

 

小学校では、単元が終わったらすぐテストがあります。習ったすぐ忘れる前にテスト、逆に言えばテストが終われば忘れてしまってもOKなので、なかなか定着しなかったりします。

 

 

そこで、勉強の内容や目標設定を期間ごとに分けて考えます。

 

赤字は開智塾での仕組みです。

 

明日までにやること→日々の宿題、カドケド、自主勉ノート、全マル

来週までにやること→宿題、暗記テスト、全マルの残り

来月までにやること→月刊テスト

3ヶ月単位でやること→全国模試の勉強

 

 

ご覧の通り、小学校では1週間単位以上を意識してやる課題はほぼありません。3ヶ月後にテストがあると言う感覚がないままに中学校の最初のテストを迎えるのはとても恐ろしいことです。(もっと怖いのは、最初のテストは簡単なのでたいして勉強していなくても点数が取れてしまうことですが)。

 

 

1週間、1ヶ月、3ヶ月という単位を小学校のうちに意識して身につけるために、それぞれやることが異なってきます。この感覚が中学校に入ってから大きな差になります。小学校のテストで90点や100点を取っていても中学校に行ってなかなかそうはいかないのは、この意識の差がとても大きいと思います。

 

 

 

特に「3ヶ月単位でやること」は、中学校で言えば中間・期末テストの時間感覚につながりますので、小学校のうちに身につけておきたい意識です。中学校の中間・期末テストは、「3ヶ月後にテストがあるから」「3ヶ月前の事がテストで出るから」という、小学校ではまず身につかない時間感覚を必要としますので、特に注意が必要です。開智塾ではこれらを小学生の内に身につけておきたい勉強習慣と考えています。

 

 

 

さらっと、めちゃくちゃ大事な事を書いておきました。

 

 

 

 

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