中学生、学校のワーク終わっていますか?
2024年11月01日
そろそろ中間・期末テストが近づいてきています。
学校のワーク、もう終わっていますか?
ひょっとして「学校のワークってテスト期間(テスト2週間前)にやるものじゃないの?」と思っているなら大きな間違いです。
塾のワークも学校のワークも、習ったらすぐその範囲を終わらせましょう。毎日の作業です。ということは、学校の授業が進んでいけばそれに合わせてワークも進んで行きますので、現時点でテスト範囲のところはほぼ終わっている状態になっているはずです。で、テスト3週間くらい前になるとテスト範囲が配布されますので、その時点で習ったところまでのワークは全部終わっているとなるわけです。
ワークのやり方にはさらに上があり、「その日習ったところをやる」「昨日のところを再度やる」「1週間前のところもさらにやる」を毎日やっていくと、3周り分一気にやることが出来ます。そもそも学校の進みは1日分だけならそんなに多くないですから、「今日の分・昨日の分・1週間前の分」をやってもそんなに時間かかりませんので、結構出来るんですね。(最悪、1週間分は土日にまとめてやる、でもOKです)
そうすると理想的には現時点でワークが3回り終わっているって状態になります。もちろん分からないところがあればその日その日で解決してますし、昨日・1週間前の分もやっていれば復習も完璧で分からない所はほぼない状態になります。
こうなってくると逆に「テスト2週間前にはなにをやるの?」って感じになります。ここでは、「かつてやったときに間違えたところだけ再度やり直す」「過去問で実戦的な練習をする」のがテスト前の勉強になります。
学年トップクラスの子は多少の程度の差はあれどほぼこの状態を継続しています。そのうち3回りが不要になるくらいに学力がついてきます。当然、テスト前2週間だからといって焦ることもありません。塾で出ている課題を粛々とやる(というかそれ以外にやる事がない)わけです。
最近聞きませんが、かつて「塾の宿題のせいで学校のワークができない」という声がありました。こればっかりは普段からやっていない方が悪いです。ワークとはそういうものです。普段からやっておきましょう。