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いい会社って何だろう。その2成長産業かどうか

上場であれ非上場であれ、会社にはそれぞれ役割があります。携帯電話の会社なのか、学習塾なのか。その業種によって安泰かそうでないか、ある程度の方向性が見えてきます。

 

 

 

「戦後」というレベルで日本を見ると、繊維業は一時期の隆盛はなくなりました。重工や自動車など、その時々で日本を牽引する産業があります。最近ならITとかでしょうか。

 

 

 

会社が成長すると言う観点からすれば、その時々の成長産業に投資するのが最も資金効率がいいです。それは労働を提供してお金をもらう我々も同じ事です。

 

 

 

ならば、そうした流行り業種への就職がいいのかというと、どうでしょう。

 

 

 

 

例えばITは、ここ20年で恐らく最も多く創業して最も多く廃業した業種ではないでしょうか。流行りにはたくさんの人間が群がります。激しい競争に晒されます。競争があれば勝敗があるのですが、人は成功した話しか知りません。ガイアの夜明けでも、取り上げるのは伸びている時だけです。

 

 

 

また、そういう業種は得てして労働が非常にシビアになります。人間の能力差なんてのはたいして変わらないので、優秀な人ほど実は労働時間で勝負していたりします。もし、上場企業や中央官庁が労基法を完全に守っていたら、大手町や霞ヶ関の電車は6時以降ガラガラですよ(ちょっと極端か)。実際には夜中、朝までどこかしらの電気がついている。そんなもんです。

 

 

 

 

逆も考えて見ましょう。

 

 

 

 

繊維業はなくなってしまったでしょうか。そんなことないですね。確かに一時の勢いはないかもしれませんが、新しい素材が開発されたり、ブランド化(今治タオルとかいい例です)して大きく成長しているところもあります。GMだとかフォードだとか、成熟しきったマーケットに割って入るテスラみたいな会社も有ります。人の生活に必要なものは決してなくならないし、成熟しきったと思っていても、まだ革新がなされたりもするのです。おもしろいですよね。そんなのも、また狙い目なのかもしれません。

 

 

 

 

旧来から、安定の代名詞とされていた業種。たとえ金融や電力、鉄道、通信。並べて書いてありますが、内実はちょっと違います。「安心に見えて、実は危ない業種」があるんです。そのあたりはまたいずれ。

 

 

 

 

 

 

 

 


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