自己ベストやん!!
2019年11月30日
今回の中間・期末テストでは、特に関校で「っしゃおらー!自己ベストじゃい!!」という子がたくさんいます。まあ1年生はまだ2回目のテストなのでとりあえずいいとして、2年3年どちらにも自己ベストが複数いて、これはとっても良い傾向です。
3年生の西中Aくん。
「1学期407点?で、今回451点!!やったやん!!」
「はい~、450点越えたのはじめてです。やっぱ暗記テストがききましたー!暗記苦手だったんで、やらなきゃいけない環境じゃないとやれないんですよね~」
暗記ってそういうもんですよ。誰もが避けられるなら避けたい、それが暗記です。
でも、これをやり続けると、本当に長い期間で大きな差になります。
Aくんも、期末テストでは自己ベストで他の子に並んでも、岐阜新聞テストでは50~70点差をつけられてたりします。
最近お問い合わせなんかでちょくちょく耳にするのが、「中間・期末テストでは取れても、岐阜新聞テストや実力テストでは点数がガクーンと落ちますでしょ?」みたいな話です。
いや、決してそんなことはありませんよ。開智塾に長く通ってくれている子は、そんなことにならないようにしています。
学校のテストよりも実力テストや岐阜新聞テスト、入試が難しい問題。もう10年以上考えて対応をしてきまいた。まだゆとりまくってた時期ですね。ゆとり教育が失敗におわることは分かっていたので、少しずつ問題や授業の内容を変え、生徒の層も切り上げてきました。
時々で扱うものを少しずつ変えてきましたが、今は超級英数というものが一つの大きな柱になっています。今の中3の子たちは、中1からずっと超級をやってきた子です。そういう子たちは、定期テスト以外のテストでも点数が崩れません。
僕は岐阜高校に行って、大学入試でコケて一浪、東北大に入学しました。昔の話ですが、入試で失敗する子の本質ってやっぱり変わらないです。
大事な事ですが、塾生以外のかたが聞くとショックを受けるので小さな声で言いますよ?いいですか?
大学入試は、高校入学の時点で5割決まってる
んです。5割の子は、高校に入っただけでろくな大学に行けません。
これは、「上位5割で入学しろ」って意味ではありません。何番で入学するか、あまり関係ありません。上位で入学して転落していく子もいますし、下位で入学してどんどん上昇していく子もいます。その違いは、入学時点で決定しているんです。すなわち、5割は転落し、5割は上昇するということです。
高校に入って転落するパターンには絶対にしたくない。勝負は大学入試ですから。そのために、どれだけ小学生・中学生の時点で準備をしておくかがとても重要です。そこに命をかけてやってるわけです。だからみんなが点数をとるようになって本当にうれしいです。これはもう自己満足と言ってもいいですが、本当にここ数年で何かが「形」になってきました。
耐えて頑張ってくれさえすれば、サポートも出来るし、伸ばしていける。本当にそう思います。