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なかなか伝わらないことなんですが

主に、中1以下でよくあるお話です。

 

 

開智塾では全マルといって、授業で使ったり宿題でやったテキスト・プリントの類いを、全て自分の手で直して→先生に見せて→また直したり説明を受けたり→直して→見せて→・・・みたいなことを延々と繰り返して、全部○になるまでやらなければいけません。当たり前だと思うでしょう?多分、塾も学校も含めてちゃんとやっているところはほぼ0だと思います。なぜなら塾側にとてつもない労力がかかるからです。

 

 

 

大変だと思うのは生徒側も同じで、全マルを真面目にやってくれるのはスゴくいいのですが、○をつけるのが目的化してしまうことがあります。というか、最初はほとんどそんな感じです。カドケドでノートを埋めるのと同じですよね。

 

 

 

そういう作業というか勉強をやりながら「できるようにする・次テストで出ても解けるよう覚えておく」という意識を持てるようになるには、実はすごく時間がかかります。もし1年生の内にそういう意識を持って取り組めるようになったら御の字です。そりゃそうですよね、目的意識を持って勉強に取り組めるなんて、勉強をする上では最終形です。それができるようになるとドカンと成績が上がります。逆に言えばそれまではどうしても「やらされた」または「とにかくマルにして満足だがあまり覚えていない」という印象になってしまいます。

 

 

 

特に中間や期末などの定期テストを経験していない中1生は、このあたりをできるだけ話ながらマル付けをしたりします。なかなか伝わりづらいですけどね。よそ見してたり。がくーってなりますけど。

 

 

 

まぁでも、いつか「点数が悪かった・・・ちゃんと勉強しなきゃ・・・😭」と思うときが来ます。その時に「あ、このことか!!」と思い出してもらうために話し続けることが大事だと思います。

 

 

 

(ですので、言い方は悪いですが早い内に失敗してもらった方が本当はいい。開智塾の子、なんとなくそれなりの点数を取れてしまう子が多いというのは実はあまり良くないんです)

 

 

 

 

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