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怒る。それは怒る。

今日、夕方小学生の授業時間中に佐川急便さんが荷物を持って来てくださいました。

 

 

たいていは来てくださった時点で気づくんですが、授業中で教室に入っていたりすると気づかないことがあります。

 

 

そう言うときは自習室にいる子が教えにきてくれます。お礼を言いつつ、ハンコを持って走って入り口まで行くわけです。

 

 

ところが今日自習室にいた子は、誰も教えてくれませんでした。

 

 

結果、佐川さんは靴を脱ぎ建物の中まで入ってきて、知らん顔をしている自習室の生徒の目の前を通り過ぎて教室まで来て声をかけてくださいました。

 

 

これは本当に申し訳ないことです。

 

 

恐らく、佐川さんは入り口で「佐川急便でーす」みたいなことをおっしゃってくださっていたのではないでしょうか。何人かの生徒とも目が合ったはずです。でも、一様に目をそらし無視してしまった。決して気づかなかったわけでもない。佐川さんが「仮に」無言で立っていたとしても、宅配の方が来て立っていることにはすぐ気づいたはずです。

 

 

荷物を運んできてくださった佐川さんは、無視されてどう思ったでしょうか。

 

 

みんなお互い様で仕事をしているし、仕事をしてもらっているし、そんな関係の中で生きているのですから、無視するなんてことがあってはならないと、まず思います。お金が発生するとかしないとか以前の話だと思うんです。

 

 

加えて、「じゃあ誰が席を立つべきだったのか?」という議論。これは電車で誰が妊婦さんに席を譲るかという議論と同じだと思うんです。

 

 

 

「目の前の人はもちろん真っ先に考えるけれども、それ以外の人だって気づいたらすぐ動けばいい」これが答えだと思っています。

 

 

 

何かのときに真っ先に動ける人になって欲しいと思います。特に勉強ができている開智塾の子たちにはそういう人であって欲しいと思っています。

 

 

 

・・・というわけで今日夕方に自習室にいた子が怒られました、という話でした。

 

 

 

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