理科社会の美しいノート
2021年10月17日
美しいノートを発見したのでご本人に同意を得て写真を載せます。中1Kさんです。
少し画像を見やすく鮮やかにしてあります。
まず理科から。
実験器具、実験の流れや結果が図を使ったうまくまとめられています。
表を自分で作って性質の違いなどをまとめています。教科書でも表になっていたりしますが、他人がまとめた表はなかなか自分のものにならないものです。仮に写すのであっても一度自分の目→脳を介すことで理解度や記憶レベルがぜんぜん違ってきます。
あれこれ工夫したり、図がうまく描けるよう工夫する中で、図は洗練されていきます。とても記憶しやすく自然と「よい図」が出来ていく事が記憶にはよいと思います。
まとめにくいと思っている時は、まだ情報が整理されていないか、頭の中に自分なりのパターンができあがっていません。慣れてくると、分量や図、配置などを考えてうまくまとめられるようになってきます。これって大人になってからもとても大事なスキルですよね。
社会でも、教科書に出てきた図表を取捨選択して大切だと思えるものは手書きで書いていきます。
塾でもノートのまとめ方ゼミをやることがあるのですが、「見開きに1単元」を基本とすることを推奨しています。
歴史の方も上手にまとまっていますが、まだまだ伸びしろがありそうですね。
字数をこれの半分以下に落として、教科書の文章説明をさらに短く出来るともっとよくまとまると思います。箇条書きに近いようなイメージで自分なりのルールを作っていくとよいですね!
また、全体としてマーカーの色使いが多彩です。それの何が良いのでしょうか?
ノートまとめをしても、ほとんどの子はそれを使って暗記勉強をしません。あとで見返すのでなく、まとめて書くことそのものに勉強が詰まっているわけです。だから最も大切なことは、これを続ける事なのです。
続けるためには、とにかくやっていて楽しいのが1番です。色を使ったり絵を描いたり、そういうのはどんどん好きにアレンジしていけば良いと思います。
ちなみにKさん、恐らくこの学年で1番自習室で勉強していると思います。毎日数時間くらいはいるんじゃないでしょうか。もちろん家でもやっていると思います。全国模試でも塾内1位を取ったりしています。まだまだ先が楽しみです。