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SDGsって言ってるのは日本だけという話

近年よく耳にするようになった「SDGs」ですが、結論から言いますと、この言葉を使っているのはほぼ日本のみです。

 

SDGsは「検索数世界一」の日本、欧米投資を呼び込むESGの対応強化を | 政策・マーケットラボ | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

(↑のリンクは、簡単に言えばgoogle検索で「SDGs」を検索しているのは日本だけということです。)

 

 

 

世界的にはESGという用語が使われています。

 

ESG投資(METI/経済産業省)

 

 

 

常に欧米の価値観が優れているわけでもありませんし、日本の風土にあった言い方があるならそれでもいい。それは全然いいのですが、この違いがどこから来ているのかを考えてみる必要はあろうと思います。

 

 

 

[DAY14] SDGsが盛り上がっているのは日本だけなのか? – SDG Eラーニング・研修・コンサルティング【一般社団法人SDGsアントレプレナーズ】 (sdgsjapan.com)

 

 

 

SDGsという言葉自体は国連起源で間違ってはいないのですが、その理念や実行方法等々、「ホントに分かってる人いるの?」と。単なる企業の宣伝広報に利用されているだけじゃないの?と、訝(いぶか)しまれているむきもあります。

 

 

 

欧米(特にEU圏)では、考え方や方法論の模索が日本より遥かに進んでいて具体的です。そこで、かなり昔から企業活動などにより具体的な方法論として落とし込み、さらにそうした取り組みを具体的に示すべきだという考え方が根付いているのです。これに取り組んでいない企業は市場から強制退場させられたり、巨額の課税や制裁金を課されたりすることすらあります。今さら「SDGs」という抽象的な用語を使う時代ではないということです。

 

 

 

このように、例えばSDGsひとつとっても、ある日突然やってきて何となく意味もよく分からないけど広まった言葉は語源や他国での状況をきちんと自分で調べてみる必要がありますね。そういった意味ではSDGsはよい教材になるのではないでしょうか。

 

 

 

 

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