中3の土日特訓の入試との関連性
2022年04月18日
中3生は、10月になると土日特訓という授業があります。
昨年度入試の結果と土日特訓の点数データを集計して照らし合わせたところ、明確に合否の線引きが出来ました。
例えば関高校と岐阜北高校に関して言えば、合否の分かれ目がそれぞれ400点と440点でした。高校入試の問題がよく出来ているのはもちろんのこと、土日特訓の問題も非常に入試に近いものであることが証明された形です。
実際、入試本番の問題を見た時に「これ、こないだやったやつだ」というのがたくさんありました。受検したみなさんも同じ事を言っていました。
入試の来年の入試問題がどうなるかはさておき、10月からの土日特訓で何点取れるかというのが入試の合否を図る上で1つのメルクマール(指標)になると思います。
ところで、ですが。
入試における「7:3」の点数配分の件。
「本番入試得点7:内申点3」という意味合いですが、1000点換算して700:300にするという「説」はちょっと怪しい気がしてなりません。少なくとも今回の入試においては、内申点で当日点不足をカバー出来ている事象は見られませんでした。
そうではなくて、「上位7割は当日点のみで決定し、下位3割を内申点にする」など、「7:3」の計算方法については俗説が多く、ネットで検索すると「こう計算します」と言い切っているサイトがいくつかヒットします。直接教育委員会に問い合わせたところ「7:3の計算方法については非公開です」という回答でした。
(どこを探しても計算方法は見つからなかったので、そもそも公開されているものなのか非公開なのか、どこにいったら分かるのかなど質問しただけですので塾名も出して伺っております。お忙しいところご丁寧に回答いただきましてありがとうございました)
ただ、ですよ。
非公開を批判するとかではありません。例えば商業高校などで「点数は足りないけど部活的に入れたい生徒を何とかする」みたいなところも必要なのは、大人の事情として分かります。そう言うところも含め、恐らく「校長裁量」みたいなのが大きくオープンに出来ないのだろうとは推測します。もちろん教委の方が悪いとかではないことは100億くらい承知の上で、とはいえ、進学校については点数で争うのですから、内申が必要だと言っておきながらどのように内申点を使用するのかが公開されないのはちょっと問題な気がします。
今回の入試については本当によく分からない点が多くて困ります。県議会で質問とかしてもらえばいいんですかね~?
関係者の方で「実は知っています」という方いらっしゃったらこっそり教えてください。