後期中間・2学期期末テスト(途中経過)
2022年11月25日
全体の5分の4くらいが返却されてきているところで
中3 440点
中2 418点
中1 404点
という塾内平均点です。(蘇原中は模擬中間というかたちで他校の問題をやってもらっています)
中1中2は、正直もう+10点欲しいところですがまぁまぁ例年通りといったところです。
さて、塾生の方へ向けての発信ですが、横ばいの方と、大きく平均点より低い方へ向けてそれぞれ書きます。
横ばいとは、前回比+-20点の範囲内くらいの方。
平均より大きく低い方とは、平均点より50点~100点以上低い方です。
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【横ばいの方へ】
上がった事は素直に喜んでいいですが、過剰に一喜一憂することなく頑張りましょう。というのも、350点~400点水準くらいだった子は、上がるときは+50点とか上がりますし、450点以上の子は+20点くらいドカンと上がるからです。それ以外は「横ばい」とみていいと思います。じりじりと上がる子もいますので、そういう意味では上がった場合には少し喜んでもいいかなって思いますけど。
横ばいの方は、「頑張って横ばいを維持しているか」「ダラダラとただ横ばいになっているか」の見極めが大切です。
「頑張ってるけど横ばい」の方は、まだその点数帯に慣れていない状態です。しばらくその状態が続きます。慣れて余裕が出てきて改善余地が出てくると次のステップです。
「ダラダラとただ横ばい」の方は、改善すべきところ、ダラダラしているところが自分で分かっているはずです。時々追試になるとか全マルを溜めているとか、学校のワークをすぐやらないとか、そういう点を修正していきましょう。
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【平均点から大きく外れている方】
塾内平均点から大きく外れている子が何人かいらっしゃると思います。もちろん僕らは全員分を把握しておりますが、1人たりとも逃すことなく取れていない原因を把握出来ています。断言しますが能力差ではありません。
原因は大きく分けて2つです。
1,まだ慣れていない方。最近入ってくれた方とか、まだまだ慣れていない。特に中1で中学校から来てくれた子とかは「まだまだ慣れていない」という子もいます。勉強は暗記ものを普段からやっておくこと、宿題や全マルなどを普段からコツコツやることが大切です。分からないところがたくさんあって絶望的な気持ちになるかもしれませんが、全てが一気に出来るようになるわけではありません。少しずつやり方を相談しながらやっていきましょう。「できません」「分かりません」を素直に言えることがとても大切です。
2.サボっている子。暗記が毎回のように追試になっているとか、分からない所を友達のを写して誤魔化している子(超級など)、全マルをやっていない子、テスト直前に学校のワークの解答写しに必死になっている子。どこかに(または全てに)当てはまっていると思います。それが原因です。塾でお金を払って時間を使ってまで分からない所を誤魔化す意味がよく分かりませんが、「やってあるフリ」「出来ているフリ」「出来てないのを誤魔化す」をしている間は成績が上がることはありません。0からスタートのつもりで1つ1つの事をきちんとやってください。今から頑張ってやろうという子に対して、これまでの様子を怒ることはありません。ただし取り戻すのにはそれなりの時間がかかります。今スタートを切れるかどうかです。
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470~480点を取れて超高度空中戦をしている子以外は、ほとんど全ての子が上記のどこかに入っているはずです。これから個別懇談などをしながら改善をしていきましょう。
最後に。成績は、階段状に上がっていきます。やったらやっただけ、山登りのように・・・ではないです。この階段、人によって幅が違います。横ばいを我慢して、慣れて、改善して・・・を出来た子が次の段に上がることが出来ます。この「慣れて」まではいいのですが、その後「慣れたから改善」がなかなか出来ないところです。
ちょっと逆説的ですが、「慣れよう」と思わず「改善しよう」と努力し続けることが、慣れ→改善へのステップで重要です。常に「もっと直していこう」「もっと効率よくやろう」とし続ける事で次のステップに踏み出す力になります。