おい!テスト終わって遊んでるやつ!!
2022年11月28日
おまえだ!
テスト後の今が勉強するときだ!!
今遊んでてどうする!?(家族旅行、試合除く。本当に今しか出来ないから思いっきり楽しめ!)
テスト前には思っただろう、「前回のテストの時、次こそはちゃんとやろうと思ったのにまた同じパターンだ・・・」って。
テストのための勉強には時期がある。
最も大切な時期は「テスト終わってからの2週間」だ。
この2週間を、しかも「暗記勉強」を中心に使うんだ。理系科目なら「基礎練」に使うんだ。
怪しい単元があるなら「復習」も今だ。前にやって間違えたところをもう一回やってみるだけでいい。始めてやったときとテスト後では単元の理解の解像度が全く違う。前よりもっとクリアに、余裕を持って理解出来るはずだ。
そして、高1高2の子たち。中2以下の子たち。志望校ランクを2つ上げなさい。大切なのは「今この点数でどこに行けるか」じゃない。「どこに行きたいか?」だ。そこから逆算してどれだけ勉強が必要かをよく考える。
中3の子。あと3ヶ月。短いようで結構長い。新しいことはもうほとんど出てこない。ほぼ3ヶ月まるまる復習に充てられる。「今週は電気を完璧にする!」ってやれば、1週間でほぼ0から期末・実力テストレベルまでの勉強が可能なはず。いくらでも穴を埋められる。
12週もあれば、どれだけの復習が可能か。苦手な単元は、焦って入試問題ばっか手をつける必要はない。そんなのはこっちで用意してる。とにかく1年生に戻ったつもりで0からやってみる。そして1週間、その単元だけを必死に毎日やってみること。1週間後にはほとんどのことが分かるようになってるはず。
ただし、今までのような「自分なりに頑張ってます」アピールは全く無意味。分からなかった問題、できない問題をいくつ出来るようにするか。これしかない。
高校3年生。苦手単元集中特訓。すぐ入試問題や過去問ばっかりやりたくなるし焦る気持ちは十分分かる。俺もそうだった。苦手なところから目を背けず、真正面から集中して苦手単元に取り組む。2週間あれば、等差数列から確率漸化式まで持って行ける。少なくとも本番で(1)~(4)まであるうち(2)まで、うまくすれば(3)まで持って行ける。
苦手単元で半分得点できりゃ、後は得意単元で何とかなる。苦手単元で(3)まで取れたら合格ライン。完答なんて必要ない。そんなのは各大学の医学部の一部のヤツラだけだ。
どこの入試問題だって、6割取れれば合格できる。
この言葉が響いてるヤツはきっとギリギリの勝負をしてるだろ?ギリギリで勝てるか負けるかはホンの紙一重の差だ。ここで焦ってわけの分からん入試問題なんか手を出しまくってたら時間の無駄。ただひたすら出来てたものが出来て出来ない物が出来ない、結局「新しくできるようになったものがない」時間を過ごすことになる。ここが落とし穴。
いいかい?ギリギリだと焦っているヤツほど、ゴチャゴチャ新しいものに手をつけず、過去に出来なかった模試の問題を解き直すとか、苦手単元を0からやって完璧に持っていくんだ。2週間で出来る。共テまで5週間ある。まだめちゃくちゃやれることが一杯ある。
暗記科目はとにかくデカい単元、出やすい単元から集中してやる。歴史なら近現代、地理なら日本と関係の深い国。出やすいに決まってる。苦手で全然整理出来てないなら、まずノートにまとめて覚える。そして問題でどんな出題のされ方をしているか、ひたすら共テ対策問題集をやって練習すること。できれば単元ごとに並んでいるヤツが1つあるといい。ただし、暗記科目だけは学校で配られたものじゃなく予備校の問題集をやること。作り手の「分かってる」度合いが全然違う。教科書は網羅型。予備校問題集は「出るとこ型」だから。
最後に。得意科目で勝負みたいな考えは戦略としては全然間違ってる。それは本番「当日」の戦略。本番「まで」は、ひたすら苦手科目、出題可能性の高い単元に集中すること。90→100は無限の努力が必要だが、50→60はそんなに大変じゃない。分かるね?
魂を燃やし尽くそう!